b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/05/23

不安から逃げれば人生が手詰まりになる。手遅れになる前に不安と立ち向かおう!

「もう人生手遅れだ…」
あなたはこのような悩みを抱えていないでしょうか。
まず、結論から言えば、今後の心がけ次第で、素晴らしい人生を送ることは可能です。
では、そもそもなぜ人生手遅れだと思ってしまうのでしょうか。

それは、自分の思い描く人生と理想の人生の間に大きな隔たりがあるからです。
「本当はこういう人生を生きたかった。
でも、現実はそれとは程遠い。
今更頑張ったところで、この差を埋めることはできないだろう。
だったら、頑張っても仕方ない。
もう人生手遅れだ…」
大きなギャップを前にして、どうしようもないと思ってしまう。
それで人生に絶望してしまうのです。

では、なぜそのような大きな隔たりが生まれてしまったのでしょうか。
それは、あなたの理想とする人生にたどり着くのに必要な努力や挑戦を怠ってきたからです。
いい会社に就職したいなら、一生懸命勉強を頑張って、自分を磨き、就職活動を勝ち抜く必要があります。
事業を興したいなら、リスクを覚悟で挑戦し、軌道に乗せるまで死に物狂いで頑張る必要があります。
このように、望む人生を生きるためには、相応の行動が必要なのです。

では、なぜ行動ができなかったのでしょうか。
「めんどくさい」
「やる気が出ない」
「やってもムダ」
いろいろな理由があったかと思います。
しかし、その根底に共通するのは、「不安」ではないでしょうか。

挑戦してうまくいかなかったらどうしようという「不安」。
失敗して笑われたら嫌だという「不安」。
上手くいかず、自分の無力さを突きつけられるのが怖いという「不安」。
そうした不安を隠すために、「めんどくさい」とか「やる気が出ない」などといった言い訳をしているのです。

行動を妨げているのは、不安です。
ということは、逆に不安さえ克服してしまえば、行動できるようになるということです。
そして、必要な行動が一定以上達すれば、自分の望む人生を生きていけるようになるわけです。
だから、今「もう手遅れだ」と思っていても、今から不安を克服し、行動できるようになれば十分に挽回可能なのです。

そのためには、不安を克服しないといけません。
そこで、今回は行動を妨げる不安を克服するための方法についてみていきます。

不安、恐怖

自分の不安を知る

不安を克服するためには、まずそもそも自分が何を不安と思っているのかを知らないといけません
それがわからなければ克服のしようがありませんからね。

不安というのは、行動を妨げるものでした。
ですから、自分の抱える不安を知りたいのであれば、実際に行動をするときの心の動きを見てみればいいです。
その時に自分の足を止めるもの。
それが不安なのです。

たとえば、もっといい企業に転職したいと思っているとします。
そのためには、転職サイトやエージェントに登録し、職務経歴書を作り、面接を受けないといけません。
ですが、なかなか一歩が踏み出せません。
そこで、その踏み出せない理由を考えてみます。

まず、思いつくのがめんどくさいということです。
サイトの登録はまだいいとして、職務経歴書の作成や面接を受けに行くのは結構手間がかかります。
自分の経歴を洗い出し、それをわかりやすくまとめるのはなかなか骨の折れる作業です。
面接に至っては言わずもがな。
行くのも面倒ですが、準備はもっと面倒です。
志望動機を考え、転職理由を考え、その会社に入って何をしたいか考え…
こういっためんどくさいことを普段の業務をこなしたうえでやっていかないといけません。
これは確かにめんどくさいです。

しかし、本当にそれだけでしょうか。
ただ純粋にめんどくさいからやらないのでしょうか。
そもそもめんどくさいというのは、「やりたくない」という気持ちが根底にあります。
もし、転職活動が好きで好きでしょうがないなら、めんどくさいなんて考えないですよね。
では、どうして転職活動を「やりたくない」のでしょうか。

おそらく、その努力が報われないかもしれないという不安があるからなのではないでしょうか。
これだけめんどくさいことをして、手間をかけても、どこにも受からないかもしれない。
そうしたら、今までの努力は全部無駄になるし、自分が無能だと突きつけられているようで辛い。
それに、「この行動すればこの会社からはすぐに抜け出せる」という思いで今まで頑張ってきたが、そうでないとわかった時に仕事を今まで通り続けられるか不安で仕方ない。
こうした不安が根底にあるのではないでしょうか。

自分の不安を知るには、このように自分の心の動きをどんどん深堀していくことがコツです。
そうすることで、自分が何を不安に思っているのかということが見えてくるのです。

不安を解消する

自分の抱える不安がわかったら、次にすべきことは不安を解消することです。
では、どうすれば不安を解消することができるのでしょうか。

不安とは、「何かマイナスのことが起こるかもしれないという恐れ」のことです。
その恐怖があるから人は行動を躊躇してしまうのです。
仮に、その行動をしたら絶対にうまくいくとわかっていたらどうでしょうか。
勉強をすれば確実に試験に受かり、昇格もできる。
転職活動をすれば絶対に今よりいい条件のところに行ける。
起業すれば絶対に成功し、破格の給料を得ることができる。
このような状態であれば、行動するのをためらう理由はないでしょう。
このことから考えると、行動を妨げる不安というのは「失敗に対する恐怖」ということができるでしょう。

では、この失敗に対する恐怖を消し去るにはどうすればいいでしょうか。
アプローチは二つあります。
・行動の報酬は経験であると理解する
・行動に失敗して当たり前と考える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

行動の報酬は経験であると理解する

まずは、絶対に失敗しない状況を作り出すことです。
行動すれば必ずうまくいくのであれば、行動をためらう必要はありません。
しかし、現実的にこれは不可能です。
絶対というのはあり得ません。
どれだけ頑張っても失敗するときはします。

絶対に失敗しない状況を作るのは不可能です。
だったら、行動から得られるものが成果である、という考え方を改めてみてはどうでしょうか。
行動の報酬として成果が存在する。
しかし、その成果はもらえる可能性もあるが、もらえない可能性もある。
そんな不確実なもののために頑張ることはできない。
これが、行動を妨げる不安の構造です。

ここで、行動から得られるものを経験だと考えてみましょう
何か行動をすれば、必ず経験を得ることができます。
たとえ失敗したとしても、失敗という経験を得ることができます。
「今回はここがダメだったから、次回はそこを直して挑もう」
「さすがに準備不足だった。次はあそこを重点的に準備してから臨もう」
「自分には向いていないから別の道を探そう」
などと自分の将来に対して役に立つ知恵を手に入れることができます。
そして、この経験は行動すれば絶対に手に入ります。

私たちは、成果という不確実なものを期待するから行動ができなくなるのです。
ですから、行動に期待するものを経験という確実なものにすることで、行動に対する不安がなくなるのです。

行動に失敗して当たり前と考える

二つ目のアプローチは、失敗して当たり前という意識を持つことです。
私たちが行動できないのは、成功を求めてしまうからです。
なので、成功を求めず、失敗して当たり前という意識を持つことで、行動できるようになるのです。

行動を躊躇してしまう時は、大体はじめてやることを目の前にした時が多いかと思います。
経験のあることであれば、一回やったことがあるので成功する確率は高いですし、成功するかどうかのあたりも付きます。
だから、初回と比べてそこまで不安に感じることはないのです。

わたしたちははじめてやることに対して、特に大きな不安を感じます。
しかし、はじめてやることであれば、最初は失敗して当然ではないでしょうか。
はじめてで完璧にできる人なんて、ほとんどいません。
むしろ失敗するのが普通です。
そうであれば、当然あなたも失敗するのが普通ではないでしょうか。
それは別に恥ずかしいことでも情けないことでもありません。

就職活動だってそうですよね。
はじめは面接練習用の企業を受け、本命の面接に備えます。
それは、最初は上手くいかないからです。
ですから、落ちてもダメージの少ない企業で練習して、本命に備えているのです。

人は最初からうまくやることはできません。
この事実を無視して、最初からうまくやろうと欲をかくから、行動できなくなってしまうのです。
初回は、失敗するのが目的。
このくらいの気構えでいたほうが、フットワークも軽くなります。

大切なのは、行動すること

ここまで行動を妨げる不安を打ち消す方法についてみてきました。
不安を打消し、行動ができるようになることで、人生が好転していきます。

そもそも、今の人生に不満を感じているのは、行動が足りていなかったからです。
人生は行動することでしか進んでいきません。
学校に入るには、勉強しないといけません。
会社に入るには、面接を受けないといけません。
友達や恋人を作るためには、自分からそう言った場に出向かないといけません。
そういった行動を何も起こしてこなかったから、今満たされない人生を生きているのです。

もちろん行動したからと言ってすぐに成果が出るわけではありません。
そんなに世の中甘くはありません。
しかし、行動をしなければ、何かを得ることは絶対にできません

それに行動をしていればどんどん経験がたまってきます。
同じ行動をするにしても、どんどん上達していくのです。
それに伴い成果も出やすくなっていきます。
つまり、行動しなければ始まらないのです。

ここまで行動を促すために不安の解消法を説明してきました。
ですが、重要なのは不安を解消することではなく、それによって行動を起こせるようになることです。
極論、不安を抱えたままでも行動できれば問題ないのです。
むしろ、それが普通でしょう。
一切の不安なく行動ができる人なんてごくごく稀です。

ですから、「不安が消えるまではそれに集中する。それまでは行動しない。」と考えるのではなく、不安を抱えながらも走り続けることが大事なのです。
今回説明した方法は、不安を完全に解消するためでなく、あくまで不安を和らげるための一つのツールとして使っていただければと思います。

まずは、行動すること。
はっきり言って、それ以外の細かいことを考える必要はありません。
後は走っているうちにどうすればいいか見えてきます。


不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)

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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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