会社勤めをしていると、何かとプレゼンをする機会があるもの。
プレゼンというほどの形式ばったものでなくても、人前で発表する機会というのはあるでしょう。
そんな時のために、プレゼンの知識はあるにこしたことはありません。
今回は、そんなプレゼンの知識の中でも特に、スライドの作成方法に焦点を当てた、
「一生使える見やすい資料のデザイン入門 」の読書メモです。
スライドのレベルを一段階レベルアップさせたい方は、参考にどうぞ。
良いスライドとは何か?
一目見て言いたいことが伝わってくるスライド。視認性が高い。
図にできるものは、なるべく図にする。文字だけで説明しない。
1スライド1メッセージの原則を守る。
文書は短く言い切る。体言止めも有効。
単語の途中で改行しない
×の例だと、「見にくい」の途中で改行が入っているので、読みにくくなっています。
フォント
特別な理由がない限りは、
和文は、メイリオ
欧文(英単語を使うなど)は、SegoUI
Macの場合は、ヒラギノ角ゴ
が無難です。
図形の使い方
文字を図形の中に入れる時は、余白をつくる。
余白が少ないと、窮屈な印象を与えます。
色の使い方
色は少なく、使い方を統一する。
あまりたくさんの色を使いすぎると、うるさい印象になる+要点がどこだかわかりにくくなる。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを使い分ける。
比率としては、
ベースカラー:70%
メインカラー:25%
アクセントカラー:5%
が目安となります。
また、ベースカラーは100%黒にするよりも、少し灰色にした方がいいです。
アクセントが弱められ、見ていて疲れないスライドになります。
アクセントカラーは、メインカラーの対となる色を選ぶといいです。
選ぶ際は、色相環を使うと楽です。
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今回は本書のテクニックの一部を紹介しまいしたが、他にも役立つテクニックがたくさんあります。
また、改善前と改善後のスライドが、見開きで両方載っているので、どこが問題なのか、どこを改善したのかが一目瞭然です。
そのため、内容のわりに読み終わるまでの時間が短いのもいい点です。
プレゼン資料のレベルを手っ取り早く上げたいという方に是非読んでいただきたいです。
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