人生の目的を達成するためには大局観が必要。自らを客観視することを意識しよう。
目の前の事ばかりに集中してしまうと、大局がみえなくなってしまいます。
大局がみえなくなると、その場しのぎの行動しかできなくなります。
ほんとうだったら、大きな目的があって、それに向かうような行動をとるべきです。
しかし、大局がみえなくなると、それができなくなってしまうのです。
それは人生においても同じことが言えます。
大局や大きな目的を忘れてしまうと、目の前のことに忙殺されてしまいます。
そして、そのようなことを続けていると、いつまでたっても目標を達成できません。
ふと気が付けば、何も達成しておらず、一体自分は何をしていたのだろうと落胆することでしょう。
では、どうしたら人生の大局観を見失わずに済むのでしょうか?
そのためには、自分の人生を長い視点で見ることが必要です。
短い視点で見てしまうと、どうしても目の前の事しか見えなくなってしまいます。
そうなると、目の前の事に対処することしか考えられなくなってしまいます。
あたかも人生の目的が目の前の事に対処することかのような行動をとってしまうというわけです。
自分の人生を長い視点で見るためには、俯瞰することが大事です。
一歩引いた目線で自分の人生を見るのです。
そのために、今までの人生、今の状況、これからどうなりたいかといった、過去、現在、未来を意識するといいです。
できれば、何かに書き出すと、なおいいです。
そうすることで、自分の人生を俯瞰できるのです。
自分の人生を俯瞰できれば、今現在の出来事というのはとるにたらないものだということがわかります。
過去にも同じようなことがあったかもしれません。
そして、それに比べたらその出来事は大したとのないものかもしれません。
将来の目標から見たら、今の出来事は通過点にしかすぎません。
そんなことに心を奪われるよりも、将来のためにやるべきことがたくさんあるはずです。
このように、大きな視点で人生をながめることができるようになれば、今の問題や悩みなどにとらわれることもなくなるのです。
ですから、自分自身や自分の人生を俯瞰するような視点を持ちましょう。
そして、それを常に心がけましょう。
そうすることができれば、目的に沿った適切な行動がとれるようになるはずです。
目の前の出来事にただ対処するだけといった、その場しのぎの行動を避けられるのです。
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