b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

大きな目標に向かう時は、力尽きないために努力の考え方を変えよう。

大きな目標を目指すためには、長期間努力を続ける必要があります。
長期間努力を続けるためには、私たちがいつも行っている努力のアプローチを変える必要があります。
なぜなら、私たちの努力のアプローチは、短期間用だからです。

たとえば、休むことは停滞だという意識はないでしょうか?
休んでいるくらいだったら、その分行動したほうが目標に近づくスピードが速くなる。
そんな風に考えてはいないでしょうか?

それは、確かにその通りなのですが、実際休まないで頑張り続けることなどできるでしょうか?
おそらく途中で力尽きてしまうでしょう。
このように私たちの努力に対する考え方というのは、どうも短期間向けのようなのです。
そのような考え方で努力を続けると、短い期間で達成できるものはいいかもしれませんが、
長い期間のものだと達成する前に力尽きてしまうのです。

ですから、長期戦になりそうな目標を達成するときは、頑張り続けること以上に、休むことが大事になってくるのです。
続かない10の努力を行って途中で力尽きてしまうよりは、ゆっくりでも1の努力を続ける方がいいのです。
マラソンを走るのだって、ペース配分を考えます。
最初から最後まで全力で走れるわけがないからです。
努力においてもそれと全く同じことが言えるわけです。

長期にわたる頑張りが必要になる場合、まずは、努力の考え方を変えることから始めましょう。
頑張ることは大事ですが、休むことも大事です。
長期戦では、むしろ適切に休みをとる方が重要かもしれません。
このように心構えを変えれば、最初から飛ばしすぎて力尽きるということは回避できるでしょう。

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カテゴリー: 努力
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