b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

自分の人生、自分の選択に責任を持とう

自分の人生に責任を持つ。
「何を当たり前のことを言っているんだ?」
と思われるでしょう。
しかし、本当にあなたは責任を持って、自分の人生を生きていると言えるでしょうか?

自分の人生、自分の選択

自分の人生は、自分の選択の結果

たとえば、あなたが今の職業に就いたのは、なぜでしょうか?
ほんとうにその仕事をしたかったからでしょうか。
それとも、なんとなく就いただけでしょうか。

もし、仕事に就いた理由が後者だったとしましょう。
そんな状態で、
「給料が悪い」
「こんなに退屈な仕事だと思わなかった」
「周りのレベルが低すぎる」
などと嘆くのは、責任ある行動と言えるでしょうか?

その仕事に就く選択をしたのはあなたです。
その会社に入ることを選んだのはあなたです。
現在の状況が気に入らないとしても、それはあなたの責任なのです。

たまには愚痴も言うのも仕方ありません。
上司が悪い、会社が悪い、国が悪い…
でも、結局はすべて自分の責任なのです。
まずは、そのことを理解しましょう。

それは本当に自分の意思と言えるのか?

私たちは、自分の意思で全てを決めているように見えます。
ですが、私たちの選択は、色々なものの影響を受けているのです。
たとえば、社会通念、親の意見、学校での教育など。
そのようなものに大きく左右されているのです。

たとえば、自分にはどうしてもやりたいことがある。
そして、それを仕事にしようと考えています。
しかし、それを両親に話すと、
「そんなので食っていけるわけがないだろ。もっとちゃんとした仕事に就きなさい!」
と言われるでしょう。
そして、その両親の言う「ちゃんとした仕事」というのは、社会通念上のものに過ぎません。

こういったことが1回や2回くらいなら、反発することも可能でしょう。
しかし、私たちは生まれた時から何千、何万回と同じようなことを刷り込まれています。
自分の選択が操作されていることすらも自覚できなくなっているのです。

そして、操られた選択であっても、その選択の責任を取るのは自分なのです。
残酷なようですが、それが現実です。
その選択は、本当に自分の意思なのかを、今一度考えてみることが大事かもしれません。

自分の人生は、自分で決める

もし、自分の生き死にを他人に決められるとしたら、どうでしょうか。
そんなのは、絶対に嫌ですよね。
他人に自分の人生の選択を委ねるというのは、そういうことです。
そして、もしその選択が失敗しても、責任を取るのは自分です。
こんなことに納得がいくでしょうか?

もちろん、自分で選択をしても、失敗することはあるでしょう。
しかし、その間違いにも納得がいくはずです。
自分で選んだことだから、仕方ないと。

また、成功すれば、それは大きな自信となります。
自分で考え、選択したことが、成果を上げたのです。
その自信は、次の選択を力強く行い、人生をよりよい方向に導く手伝いをしてくれるでしょう。

選択を他人に委ねても、自分で行っても、間違うことはあります。
だったら、自分が納得いく方を選んだ方がいいとは思いませんか?

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