一個人の力とは小さなものです。
どんなに頑張って成長しようとしても、環境がそれを許さなければ、それは叶いません。
周りのレベルが低ければ、おのずと自分もそのレベルに落ち着いてしまうでしょう。
人の成長は環境によって制限されてしまうのです。
素晴らしい師、質の高い経験を提供できるなどのいい環境であれば、私たちの能力は際限無く伸び続けるでしょう。
逆に、教えるべき経験のない人間、実になる経験を提供できないなどの悪い環境ではいくら努力したところで、成長することは難しいでしょう。
人を育てるのは、教育と経験です。
そして、それらの質は環境で決まってしまいます。
それは、自分がどれだけ頑張ってもどうしようもないのです。
ですから、成長するためには、悪い環境から脱出し、いい環境にいくことが大事です。
悪い環境から脱出するためには、自分がいま悪い環境にいることを自覚しなければなりません。
それに気づくことができなければ、そこから出ようとは思えないでしょう。
では、どうすれば自分が悪い環境にいることに気づけるか?
そのためには、外の世界を知るしかありません。
人間はなにかと比較することでしか、ものごとを評価できません。
それは、環境も同じで、色々な環境を見てきたからこそ、いい環境、悪い環境というのがわかるのです。
ですから、まずは外の世界を知りましょう。
実際に見てもいいし、本を読んだり、人に話を聞いたりするのもいいでしょう。
どの手段がいいとか、悪いとかは関係ありません。
そんなことを考えてる暇があったら、ひとつでも多くのことを知りましょう。
そうするうちに、自分に最も合った方法が自然に見つかるでしょう。
とにかく、まずは知る努力をすることが大事です。
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