勝つためには負けを受け入れないといけない
負けを受け入れる
勝つことは大事です。
しかし、すべての勝負で勝ち続けることは不可能です。
勝負をしていれば、必ずある程度の負けが生じるはずです。
勝ち続けるとは、負けがないということです。
負けがないということは勝負をしていないということです。
だから、勝ちを得るためには負けを受け入れる必要があるのです。
トータルで勝つことが重要
負けを受け入れるといっても、負け続けることをよしとするのではありません。
ただ負け続けるだけだったら、戦わない方がいいです。
負けがあったとしても、トータルで見て勝っていることが大事なのです。
逆に言えば、負けがかさんでいても1勝多ければいいのです。
100敗しても、101勝すれば、トータルで見て勝っていることになるのです。
努力を続けても100%勝てるようにはなりません。
しかし、勝率を50%から51%に変えることは可能です。
その1%を手に入れるために、努力が必要なのです。
うまい負け方をする
負けを受け入れることは大事です。
しかし、ただ負ければいいというものではありません。
うまい負け方をする必要があるのです。
たとえば、大きく負けて致命傷を負ってしまった場合、そのあとの勝負には参加できなくなります。
そこまで100回勝負で、10連勝していても致命傷を負ってしまえば、あとの90戦は不戦敗になります。
実力がどんなに上回っていても、結果的には負けになってしまうのです。
ですから、致命傷を負わない負け方をする必要があります。
そのためには、負けの線引きをする必要があります。
ここまではくれてやってもいいけど、これ以上はやらない。
そういったラインを明確に決めておけば、致命傷を負うことはなくなります。
そのラインが曖昧だと、ずるずると負けが大きくなり、致命傷になってしまうでしょう。
ラインを明確に決め、そのラインを絶対に守る。
このことを意識すれば、取り返しのつかない負けを被ることもなくなるでしょう。
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