なぜ若者は搾取されるのか?それは自分の頭で考えないからです
なぜあなたは搾取されてしまうのでしょうか。
今の社会制度は強者に優遇されていて、弱者や若者に厳しい。
もちろん、そうした社会的な構造もあるでしょう。
たしかにそれはその通りですが、それを言って何か変わるでしょうか。
いくら不平不満を言っても状況は変わりません。
それは愚か者のすることです。
それよりも、どうすればこの状況を変えられるのかを考えることが大事です。
なんとかこの状況を打破しなければ、あなたはいつまでたっても搾取される側のままでしょう。
いつまでも意味のない虚しい人生を続けるだけです。
では、どうすれば搾取され鵜側から抜け出すことができるのでしょうか。
そのために重要なのが、「自分の頭で考える」ことです。
搾取されるのはお金だけではない
まずは、自分の頭で考える方法を見る前に、自分の頭で考えなかった場合、どれだけのものを奪われてしまうのかを見ていきましょう。
自分の頭で考えなければ、あなたは様々なものを搾取されるでしょう。
上手い話に騙されてお金を失ってしまうのはもちろんですが、そのほかにも時間や健康といったさまざまなものを搾取されてしまうのです。
たとえは、時間に対して給料が見合っていない仕事があるとしましょう。
普通に考えればわかることでも、自分の頭で考えないと、
「みんなもやっているし、普通の事なんだろう」とか、
「これが世間の常識なんだ」などと考えてしまい、問題を見過ごしてしまうのです。
こうして、本来だったらもっと少ない時間でよかったはずなのに、余分な労働をしてしまうのです。
これが時間を搾取されるということです。
また、このような非常識な働き方を強要されれば、心身ともに疲弊します。
普通ならば、そうなる前に「これは、おかしい!」と思えるのですが、自分の頭で考えられないとそうはいきません。
「周りもやっているから普通だ」とか、
「ここでリタイアしたら、根性なしだ」などと考えてしまい、無駄に消耗してしまいます。
その結果、身体や心を壊してしまえば、それは健康を搾取されていることになるでしょう。
このように、自分の頭で考えず、
「みんながやっている」、
「世間の常識だから」、
「やれといわれたから」
といった理由で、ものごとに取り組むと、どんどん搾取されてしまうのです。
自分の頭で考えない場合、搾取されるのは何もお金だけではないのです。
健康や時間、やりがい…。
人生そのものでさえも奪われてしまうのです。
そこに若者も老人も、弱者も強者も関係ありません。
ただ、自分の頭で考えない愚か者が搾取されるのです。
そうならないためにも、何としてでも自分の頭で考えられるようになる必要があります。
搾取されないために自分の頭で考えよう
自分の頭で考えないと、お金や時間、健康などさまざまなものを搾取されてしまいます。
つまり、愚か者は人生そのものを搾取されると考えていいでしょう。
いいように使われて、それだけで人生が終わってしまうのです。
そして、それはどこに行っても同じです。
学校にいようが、会社にいようが、別の組織にいようが、社会に所属する限りそれは不変です。
ですから、そのことをしっかりと理解し、自衛のための手段を講じる必要があります。
その手段とは、ずばり「考える」ことです。
考えるためには、きっかけが必要です。
「これはおかしい」と思う、そのきっかけです。
職場の慢性的な残業、コミュニティのモラルの低下、無駄だと思う仕事。
意識していなければ、「仕方ない」で済ませてしまうようなもの。
こうしたものを見過ごさず、違和感に気付くことが大事です。
その違和感の理由を突き詰めれば、何が間違っているのかが見えてきます。
たとえば、慢性的な残業を例に考えてみましょう。
もしかしたら、あなたは自分の能力が低いからと思っているかもしれません。
しかし、本当は上司の仕事の振り方が悪く、仕事が集中しているのかもしれません。
そもそも、ビジネスモデルの収益性が低く、長時間残業しないと収益がでない構造になっているのかもしれません。
こうしたことも、「おかしい」という違和感を突き詰めなければわかりません。
もし、自分が悪いと諦めてしまえば、問題の本質に気付けなかったでしょう。
そして、一生搾取される人生を続けることになったでしょう。
しかし、その間違いの本質が見えれば、搾取から自分の身を守ることができます。
周りが間違っているのなら、そこから立ち去ればいいのです。
ですから、周りや常識を基準に考えるのではなく、自分がおかしいと思ったことを大事にしていきましょう。
それは、自分の無意識が発している警告とも言えます。
考えるきっかけを自分自身で潰してしまうことの無いように気をつけていきたいものです。
自分の頭で考える訓練をしよう
搾取される人生から抜け出すためには、自分の頭で考えることが大事です。
自分の頭で考えるためには、自分の中の違和感を大事にする、つまり心の声に敏感になることが必要です。
しかし、心の声に耳を傾けるのは難しいことです。
私たちは、普段心でなく頭を使って生きています。
どうしても、頭で論理的に考えて、物事を判断してしまうのです。
ですが、その判断は時に私たちの首を絞めます。
本当はおかしいと思っているのに、やりたくない仕事を続ける。
本当は出たくもないのに、周りに悪いからと飲み会に出席する。
そうして貴重な人生の時間を搾取されていくのです。
心で判断すれば、「やりたくないからやらない」というシンプルな答えになります。
そうすれば、搾取から逃れることだってできます。
以下の記事では、心の声を聴くために大事なことについて解説しています。
これが、あなたの搾取からの脱却の助けとなれば幸いです。
感情を押し殺すのはもうやめよう!心のままに生きれば上手くいく。
今回のまとめ
・愚かものは、お金、時間、健康などさまざまなものを搾取されてしまう。
・搾取から身を守るためには、自分の頭で考えることが大事。
・考えるきっかけとして、自分の中の「違和感」を大事にしよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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