目標管理の方法。目標は状況に応じて設定しなおそう!
目標を決めることは、大事なことです。
目標を決めることで、そのために必要な行動が定まり、それに向けて進むことができます。
また、はっきりとした目的ができるので、日々の行動の選択基準が明確になります。
なんとなく周りの状況に流されたりすることがなくなるので、人生を浪費しないで済みます。
しかし、だからと言って目標にこだわりすぎるのも問題です。
今回は、目標との付き合い方について考えていきます。
目標にこだわりすぎると、方向を見失う
目標を定めることで、自分の進むべき方向がはっきりします。
そのためにやるべきことも明確になります。
このように目標には、さまざまなメリットがありますが、それにこだわりすぎるのも問題です。
なぜなら、状況は常に変わり続けるからです。
その時には、適切な目標でも、時間が経つにつれ、状況にそぐわないものとなる可能性もあります。
それでも、当初の目標にこだわり続けると、成果が上がらないばかりか、間違った方向に進みかねません。
また、目標を立てるのに時間をかけすぎるのも問題です。
立てているうちにも状況は変わっていきます。
できた時には、もうその目標は現実にそぐわないなんてことにもなりかねません。
そうなってしまえば、また一から作り直しですし、なによりそれまで費やした時間が無駄になってしまいます。
このように、あまり目標にこだわりすぎると、方向を誤ってしまう可能性があるのです。
目標は状況に応じて柔軟に変えるもの
目標は現実に則したものでないと意味がありません。
そして、その現実は刻一刻と変化していきます。
ということは、目標も変わりゆく現実に合わせて柔軟に変えていく必要があるのです。
そして、そのように変わりゆくものであるからこそ、そこまで詳細に決める必要はないのです。
ある程度の概要が決まったら、後は行動に移してみるのです。
行動することで、現実を知ることができます。
それを目標に反映させれば、その目標はより現実に沿ったものとなります。
目標を立てることは、行動する力をどの方向に向けるかを決めることです。
目標は確かに大事なものですが、そのせいで行動が遅くなってしまっては本末転倒なのです。
とりあえず行動してみる
目標が決まらないと悩んでいるときは、いっそのこと行動してみるのも一つの手です。
どうせ考えても、いい目標は浮かんできません。
だったら、実際に行動してみて、現実を知るものいいかもしれません。
行動することでしか見えてこないものもあります。
想像していたよりもずっと難しかったり、逆に思ったよりもずっとかんたんだったり。
こういったことは、考えていても見えてきません。
現実に則した目標を立てるために、現実を知るためにとりあえず行動してみるのです。
もっといえば、目標と行動、どちらが先というのではなく、その2つを早いサイクルで回すことが重要なのです。
目標を決めて、行動してみて、その結果を受けて目標を修正して…
こういった小さな軌道修正を繰り返すことで、目標へ近づいていくのです。
今回のまとめ
・目標は大事だが、それにこだわりすぎると方向を誤る可能性がある。
・状況に応じて目標も変えていく必要がある。
・目標設定と行動を繰り返し、進むべき方向を修正していくことが大事。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
![]() |