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公開日:
最終更新日:2017/05/11

思考力を鍛える!頭がいい人の「考えを深める4つの方法」

「考えが浅い」
あなたもこのように指摘されたことがあるのではないでしょうか。

考えてはいるのに、なぜ浅いところまでしか考えることができないのか。
それは考えが深まっていないからです。
だから、浅いところまでしか考えることができないのです。

では、どうすれば考えを深めることができるようになるのでしょうか
今回は、そのことについてみていきます。
(手っ取り早く考えを深める方法を知りたい方は、こちらを参照ください。)

思考

「考えること」と「考えないこと」

まずは、考えを深める方法を見ていく前に、考えるということについて考えていきましょう。
手っ取り早く考えを深める方法を知りたい方は、この項は読み飛ばし、こちらから読み進めてください。

考えないことのデメリット

まずは、考えないことによってどんなデメリットがあるかを見てみましょう。
結論から言えば、考えが浅いと何をやってもうまくいきません
何もうまくいかなければ、人生も楽しくなくなります。

たとえば、仕事で計画書を作ることを例に考えてみましょう。
計画書の作成は、まさに考える作業です。
どこまで思考を深めることができるかが、その出来を左右します。

この計画書作成の際に考えが浅かったらどうなるでしょうか。
・作業項目が漏れる
・想定外の問題が発生する可能性が高まる
・スケジュールの見積もりが甘くなる
などなど、計画策定において望ましくない問題が発生します。

今回は計画を例に考えてみましたが、何をするにも同じことです。
実際に作業する際も、文書を作成する際も、プレゼンをする際も。
考えが浅ければ、何をやってもうまくいきません。

このように仕事がうまくいかないと、残業が増えたり、評価が下がったり、最悪の場合には解雇されてしまうかもしれません。
そうなれば、人生のクオリティも下がっていく
考えが浅いということは、このようにデメリットしかないのです。

考えることのメリット

では、次に考えることのメリットを考えてみましょう。
結論から言えば、考えることで、情報を自分に役立つ形に組み替えることが可能です。

たとえば、考えない事の代表例として、他人の意見を鵜呑みにするということがあります。
例として、何かで成功した話を鵜呑みにしてしまった場合のデメリットを考えてみましょう。
その話は、その人にとって、たまたまそうであっただけかもしれません。
自分には当てはまらないかもしれません。
よく考えたら、根拠が弱いかもしれません。
そもそもその意見が根本から間違っている、嘘である可能性だってあります。
考えることは、いわばフィルターのようなものです。
考えることで、その情報が有用か、そうでないかを選別しているのです。

また、考えることで、情報を自分に役立つ形に組み替えることが可能です。
たとえば、あなたが技術職の人間だとしましょう。
ある日、講演で営業の技術を知りました。
もし、その情報をそのまま受け取ったら、一生役に立つことはないでしょう。
なぜなら、自分は技術職なのだから。

しかし、それを自分に役立つようにとらえなおしてみたらどうでしょうか?
たとえば、技術職でも社内向けにプレゼンをする機会はあると思います。
自分の新技術やアイディアを売り込んだりするときなど、さまざまです。
そういった時に、営業の知識、つまり対人スキルが役に立ちます。
このように、自分に関係させるよう考えることで、一見使い道のない情報も役に立たせることができるのです。

このように、考えることはわたしたちにさまざまなメリットがあります。
ひとことで言えば、手に入れた情報を役に立つ形に作り変えてくれるのです。
このように考えることができれば、全ての情報や経験は無駄にならずに済みます。

考えるとは、どういうことか?

考えることの重要性が理解できたでしょうか。
では、次に考えたいのが、「そもそも考えるとはどういうことか?」です。
考えるというのは、ひとことで言えば「理由を考える」ということです。
「なぜ」を問いかけるとも言えます。

たとえば、コミュニケーションでは笑顔が大事です。
これは疑う余地がない事実でしょう。
しかし、ここで止まってしまうのではなく、もう一歩踏み込んで、「なぜ」を考えてみるのです。

笑顔というのは、リラックスしているという表れです。
つまり、相手に「わたしはあなたといてリラックスできている。楽しいと思っている。」というメッセージを伝えていることになるのです。
そのようなメッセージが伝われば、相手も当然いい気分になります。
自分といて楽しいというのは、自分が高く評価されていることと同じですからね。
気分がよくなれば、会話も弾み、コミュニケーションは上手くいきます。

ここで、重要なのは、笑顔が「相手をいい気分にさせる」ということです。
ということは、笑顔以外でも、相手をいい気分にさせる手段があれば、それはコミュニケーションを円滑にしてくれます。
プレゼントをあげたり、会話の中で自然に相手を褒めたりなど。
このように、考えることでものごとの重要な部分、つまり本質が見えてきます
本質を理解できれば、その知識は使える知識になります。
いろいろと応用が利くのです。

考えるためには、それを習慣にする必要があります。
日常の疑問に敏感になる、
1日1つ、気になったことについて少し考察してみる、
行動する前に、そもそもの目的を考える、
などなど、考えることを習慣化する仕組みを自分の中に作ることが大事です。

考えを深める4つの方法

考えることの重要性が理解できたかと思います。
しかし、考えようと思っても上手くいかないということも多いかと思います。
それだけ、考えるというのは難しく、複雑な作業なのです。
だからこそ、そこから得られるものも多いのです。

そこで、どうしたら考えることを上達させることができるのでしょうか。
そのためのコツをいくつか紹介します。
・対象について学ぶ
・別の角度から問いかける
・質問自体に問いかける
・わからない理由を考える

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

対象について学ぶ

考えるためには、なぜを問いかける必要があります。
そして、なぜを問いかけるには、質問を考える必要があります。

たとえば、インターネットがつながらない場合を例に考えてみましょう。
インターネットがつながらないのには、いろいろな原因が考えられます。
ざっと考えただけでも以下のことが考えられます。
・PCのソフト側の問題
・PCのハード側の問題
・LAN線がつながっていない
・LAN線が断線している
・ルーターが故障している
・ルーターの電源が入っていない
・契約しているプロパイダの障害

では、これだけの原因を思いついたのは、なぜでしょうか。
それは、インターネット接続がどのような仕組みで行われているのかがわかるからです。
対象についての知識があるから、ぱっとこれだけの原因が考え付くわけです。

もし、インターネット接続に関してあまり知識がなかったらどうでしょうか。
「ネットはつながらないけど、なぜだかわからない」というところで止まってしまうのではないでしょうか。

質問が何も浮かばないとなったら、もしかすると対象に対する知識が不足している可能性があります。
その時は、いったん考えるのをやめて、対象について学ぶのがいいです。
学べばおのずと、考えを深めるための質問も思いつくのです。

別の角度から問いかける

考える上では、何を問いかけるかが非常に重要になってきます。
思考の質を上げるには、適切な質問を生み出すことが重要です。
適切な質問を生み出すには、さまざまな角度から問いかけることが有効です。
「なぜ、Aなのか?」でなく、「なぜ、Bではないのか?」のように逆側から問いかけるのも有効です。
一つの質問に執着せずに、質問の幅自体を広げていく事も、思考を深める上では重要です。

角度を変えて質問するには、以下のように考えてみるといいです。
・Aである理由でなく、Bでない理由を考えてみる。
・5W1Hで考えてみる。
・できない理由でなく、どうすればできるようになるかを考える。
・なぜそうなっているのかでなく、そうならざるを得なかった理由を考える。

質問自体に問いかける

質問自体に問いかけるというアプローチも、思考を深める上では効果を発揮します。
たとえば、「なぜ幸せでないのか?」という質問があったとします。
これに対して質問をするなら、「そもそも幸せとはどういうことか?」などが考えられるでしょう。
質問が抽象的だと、的確な答えを導き出すことが難しいです。

もし、上記の質問で生きていることについての定義がはっきりすれば、「なぜ幸せでないのか」という質問にも答えやすくなります。
たとえば、「幸せ」を「自分の生き方に対し、納得感を持てること」と定義しましょう。
そうすると、「なぜ幸せでないのか」という質問は、「なぜ納得感を持てていないのか」と言い換えることができます。
質問がだいぶ具体的になったと思えないでしょうか。

ここまで質問を具体化できたら、あとは「なぜ」を追求していけばいいのです。
なぜ納得感が持てないのか。
収入が少ないからかもしれません。
家族と過ごす時間が少ないからかもしれません。
自分の内面と向き合う時間が少ないからためかもしれません。

原因が特定できれば、それを解消するための具体的な方法を考えていけばいい。
このように、質問が具体化できれば考えが深まっていくのです。
ですから、質問の意味を問い直したり、語句の定義をはっきりさせることも思考を深める上では重要です。

わからない理由を考える

考えを深めるということは、なぜを突き詰めていくことです。
しかし、ある時点で止まってしまうこともあります。
それは、その質問に対して答えられない、わからないからです。

たとえば、「宇宙はどうやってできたのか」というのはわかりません。
いくら「なぜ」を問いかけても答えは出てきません。

そう言った時は、アプローチを変えます。
単純に「なぜ」を追求していくのではなく、「なぜわからないのか」を考えていくのです。
そうすれば、次にすべきことが見えてきます。

わからない理由が知識不足なのであれば、それについて知ればいいのです。
誰にも知りようがないことであれば、それはあきらめるしかありません。
わからないことを「わからない」と結論付けることも大事なことです。
わからないことをいつまでも考えていても仕方ないですからね。

理由さえしっかりして言えれば、別に「わからない」でも問題ないのです。
わからないならわからないなりにどうすればいいのかを考えた方が、ずっと建設的です。

今回のまとめ

・考えることで、手に入れた情報を役に立つ形に作り変えることができる。
・考えるとは、なぜを問いかけること。
・思考を深めるためには、「対象について知る」、「別の角度から問いかける」、「質問に対して質問する」、「わからない理由を考える」ことが有効。

もっと思考力を高めたい人へ!

思考力を高めるには、考え方のフレームワークを知ることが大事です。
どれだけ知識があっても、知能が高くても、それをどのように使うのかを知らなければ、100%の力を発揮することはできません
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