不安になるのは行動が足りていないから。不安感を解消する方法!
生きているといろいろな不安がつきまといます。
就職、お金、健康、教育…
数え出したら、キリがありません。
しかし、そのような無数の不安にとらわれてしまうことは、避けたいです。
なぜなら、不安は何も生み出さないからです。
お金のことを心配しても、お金が増えるわけではありません。
健康のことを心配しても、病気が治るわけではありません。
そのことを思い悩んでも、時間とエネルギーを浪費してしまうだけです。
では、どうしたら不安にとらわれずに済むのでしょうか?
今回は、不安を解消する方法を見ていきます。
不安を打ち消すには行動するしかない
不安になってしまうのは、「このままではダメかもしれない」と無意識に思っているからです。
たとえば、「今の会社にこのままいていいのか…」と不安になるのは、心のどこかで「この会社にいてはいけない」と思っているからです。
今のままではダメになるかもしれないのに、それを脱するために具体的な行動を起こしていないこと。
これが不安の原因です。
逆に言えば、不安というのは「このままではダメだぞ!」という無意識からの警告とも言えます。
ということは、不安を打ち消すためには、その状況を脱するための行動をすることが必要です。
行動を起こしていれば、無意識も安心するので、不安にさいなまれることもなくなります。
まずは、不安を徹底的に分析しよう
不安を打ち消すには、それを脱するために行動を起こすことが必要です。
では、その行動はいったいどうやって決めればいいのでしょうか?
行動を決定するために、まず悩みを徹底的に分析する必要があります。
悩みを掘り下げていく事によって、悩みの正体をはっきりさせるのです。
たとえば、先行きに漠然とした不安があるという悩みがあったとしましょう。
では、なぜ先行きに不安を感じるのか?
それは、一向に給料が上がる気配がないから。
それは、なぜか?
業界自体が、斜陽で会社の利益が年々下がっているから…
とこのように、分析をすることで悩みの正体がはっきりしてきます。
自分にできることを探す
悩みの正体がわかったら、それを解消するために自分ができることはないかを考えます。
たとえば、先ほどの例だと、
「業界自体が斜陽で、給料が上がらない。会社もいつまであるかわからない。会社が潰れてしまったら、自分は他の会社でやっていけるのか。」
というのが、不安の正体でした。
では、この悩みを解消するために、自分ができることを考えていきます。
業界の後退を止めるのは、個人の力では不可能です。
会社の利益を上げるのも、業界自体が衰退している中では、難しいかもしれません。
しかし、他の会社でもやっていけるように、スキルを身につけるならば、自分の力で何とかなりそうです。
たとえば、仕事外の時間を使って勉強するなどです。
勉強をするためには、時間を確保しないとけません。
朝の時間を確保したいなら、早く寝るためにどうすればいいかを考える必要があります。
仕事が終わってからやりたいなら、その時間を少しでも伸ばせるように、早く終わらせる工夫が必要です。
このように掘り下げていく事で、いまこの瞬間にやるべきことが見えてきます。
それでも行動できない場合は…
悩みを掘り下げていったけれど、どうしてもいまできることがない。
こういうこともあるかと思います。
そういう時は、どうすればいいでしょうか?
まずは、思考を変えてみることから始めましょう。
常に、「この状況を脱するためには、いまどんな行動をすべきか?」を考えるのです。
このように考えることにより、状況が少しずつ変わってきます。
勉強の時間を捻出するために、仕事を効率的にこなす方法を考えたりします。
注意深く観察してみると、意外とできることというのは多いです。
ですから、行動を起こすのが難しいときは、まず思考を変えることから始めましょう。
思考を変えるためには、ことあるごとに思い出すことが大事です。
「この状況を脱するために、どうしたらいいか?」という思考を思い出す機会を増やすのです。
具体的には、
・紙に書いて、目の前に貼っておくとか
・携帯の壁紙に書いておくとか
・一定時間置きにポップアップで表示させるとか
いろいろあります。
思考を変えるための第一歩として、まず「意識に上らせるためにはどうしたらいいか?」を考えるのがいいでしょう。
今回のまとめ
・不安になるのは、行動が足りていないから。
・行動するために、まず悩みの原因をはっきりさせる。
・それを解消するために、今この瞬間にできる行動を考える。
・行動が難しい場合、思考を変える。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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