起業を失敗させないために。起業後の悩みを解消する方法。
自分を奮い立たせて、何とか起業の準備をしてみたものの、どうもうまくいかない…。
効率は悪く、時間ばかりかかってなかなか成果が上がらない。
やり始めると、そんな悩みが出てくると思います。
しかし、それは当たり前のこと。
最初からうまくできる人なんていないのです。
そこで、今回は起業した後のスランプを解決する方法を見ていきます。
最初は効率が悪いのは当たり前
起業に限らず、はじめてやることというのは、効率が悪いものです。
たとえば、はじめてやった仕事は、わからないことだらけだし、それを誰に聞いていいのかもわかりません。
そもそも自分が何をわからないのかもわからないなんてこともあります。
スキルだって足りていません。
圧倒的に経験が足りていないから、上手くできるわけがないのです。
そして、これはしかたないことです。
ですが、やっていれば効率はどんどん良くなっていきます。
毎日練習していれば、コツをつかんでどんどん要領がよくなるようにです。
毎日走っていれば、どんどんタイムがよくなるように、作業のスピードもどんどん速くなっていきます。
また、やるたびに作業のクオリティも上がっていきます。
ただし、最初はなかなか成果を感じにくいものです。
というのも、努力の成果は遅れてやってくるからです。
起業に限らず、ものごとの成果は、ある時突然伸びるものです。
だから、頑張って苦しい期間を乗り越えましょう!
自分のしていることが正しいのか自信を持ってなくなったら
しばらく取り組んでいると、今やっていることが正しいのか確信を持てなくなる時がきます。
成果があがらないから、間違ったことをしているんじゃないか。
もっといい方法があるんじゃないか。
やっていくうちにアイディアが膨らんできて、絞り切れない。
などなど。
考えが堂々巡りして、どの方向に進んでいいかが決められなくなるのです。
しかし、それは悪いことではありません。
大量の情報を前に脳が混乱しているだけなのです。
逆に言えば、必要なインプットができているということです。
少し時間を置けば、考えが整理され、進むべき方向が見えてきます。
それでもじっとしていられないという方は、考えていることを全てアウトプットすると、整理が早く進みます。
たとえば、考えていることを全て紙に書き出してみるなどです。
進むべき方向を見失ったり、何をしていいかわからなくなったら、悩むのではなく、しばらく置いてみることも大事です。
お客さんの役に立つことを一番に考える
起業において、目指すべき姿は、リピートと口コミが起こって自然に売れていく事です。
こうすれば、売り込みをしなくて済みます。
本当にサービスを必要としている人達を相手にするので、商売もやりやすくなります。
では、そのためには何が必要でしょうか?
それは、利用してくれたお客さんにいい評価をもらうことです。
そうすれば、お客さんのネットワークで、勝手にその評判が広まっていきます。
いい評価を得るためには、価値を提供しないといけません。
お客さんの立場になって考え、役に立たないといけないのです。
そのためには、採算が取れなくてもクオリティの高いものを提供する必要があります。
たしかに、その時点だけを見れば、これは赤字です。
しかし、そこで勝ち得た信用というのは、のちに大きな財産になります。
最初に苦労して集めた信用が、その後の大きな利益を生み出すのです。
ですから、それによって今後もたらされる利益を考えれば、一時的な赤字はたいした損害ではないのです。
信用が集まれば、売り込みに時間をかけなくて済み、サービスの充実に力を注げます。
また、そのころになれば、経験も積み、効率や品質が向上しているでしょう。
最初の頃は採算が取れなかったものが、そのころには採算が取れるようになっているのです。
ですから、最初は自分の利益でなく、お客さんの利益を一番に考えて行動するといいです。
結果的に、それが自分のためにもなるのです。
今回のまとめ
・やっているうちに効率はどんどん上がっていく。
・考えがまとまらないときは、いったん時間を置こう。
・はじめは採算度外視でお客さんの役に立つ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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