仕事を辞めたいくらいやる気が出ない人へ
仕事にやる気がでないという人は多いかと思います。
巷には、やる気を出すための方法があふれています。
「楽しくないのなら、楽しくなるように工夫する」
「目標をもって仕事をする」
「尊敬する人を見つける」
などなど。
たしかにその通りではありますが、それでもやる気が起きない場合もあります。
一生懸命働いても、給料が上がるかはわからないし、その会社もいつまであるのかわからない。
いつ経営が傾いて、自分が解雇されるかもわかりません。
そういう状況の中では、このようなアドバイスでやる気を出すのは難しいです。
それでも、仕事はやらないといけません。
「今日はやる気が出ないので、仕事をしません」
なんてことは、通用しません。
では、どうしたらそんな状況でもやる気を出すことができるのでしょうか?
今回は、仕事にやる気がない人がやる気を出す方法についてみていきます。
やる気のない状態で仕事をしても自分のためにはならない
まず、やる気のない状態で仕事をしても自分のためにはなりません。
やりたくないことなのだから、工夫もしないし、考えもしません。
ただなんとなくこなすだけになってしまうでしょう。
そのような状態で仕事をしても、自分のためになりません。
自分の能力の向上につながらないのです。
しかも、やる気がない状態で仕事をすると効率が落ちます。
すると、決められた量をこなす時間も増えます。
つまり、自分の能力の向上につながらない時間を増やしてしまうのです。
労働時間が長くなれば、ますます仕事に嫌気がさすでしょう。
そうなると、また効率が下がります。
やる気がないと、このような悪循環が生まれてしまうのです。
「早く片づけること」をモチベーションにする
やる気がない状態で仕事を続けるのは、時間というコストを払ってわざわざ自分を錆びつかせているようなものです。
給料を得るために、自分の人生を切り売りしているだけです。
その先はどこにもつながりません。
この状況を脱するためには、なんとかやる気を出さなければいけません。
しかし、自己啓発書に書いてあるようなアドバイスでは、やる気が出ません。
そこで提案したいのが、仕事を早く片づけることをモチベーションとすることです。
では、なぜ仕事を早く片づけるといいのでしょうか?
仕事を早く片づければ、当然早く帰ることができ、プライベートの時間が増えます。
その時間を能力の向上のための自己投資にあててもいいですし、趣味やリフレッシュにあててもいいわけです。
ダラダラ仕事をして、不快な思いをするよりもずっといいと思いませんか?
「早く終わったからといって早く帰れるわけではない」という意見もあると思います。
そういう場合でも、空いた時間を休憩にあてることで、プライベートの時間の質を高めることができます。
仕事で疲れたから、帰った後は何もやる気がでないという状態にならずに済むのです。
また、仕事を早く片づけるためには、どうすればいいかを考えないといけません。
仕事のやり方を工夫しないといけないのです。
その過程で、考える力や能力が磨かれていきます。
長時間働いていた時には身につかなかったものが、早く片づけようとすることで身につくのです。
おまけに会社は残業代を払わなくていいのだから、お互い幸福です。
仕事を早く片づけることで、人生の幅が広がる
仕事を早く終わらせることで、仕事以外のことに時間をかけることができます。
たとえば、空いた時間を自己投資にあてることで、収入が増えたり、別の収入源をつくることができるかもしれません。
今の時代は、一生懸命会社で働いても給料が上がる可能性は低いです。
また、その会社もいつつぶれるか、いつ自分が解雇されるかはわかりません。
仕事を早く終わらせることで、そのような事態に備えることができるのです。
つまり、仕事を早く終わらせることが、人生のリスクヘッジにもなるのです。
会社に依存しなければ、生き方の選択肢も増えます。
転勤を言われたら、辞めればいいです。
仕事に魅力を感じなくなったら、磨いてきた能力を使って転職したり独立すればいいのです。
仕事を早く終わらせることができれば、このように人生の幅を広げることができるのです。
仕事にやる気がでない方は、まず仕事を早く終わらせることをモチベーションにしてみてはどうでしょうか?
今回のまとめ
・やる気がない状態で仕事をしても自分のためにならない。
・早く帰ることをモチベーションにしてみる。
・空いた時間を自己の成長にあてれば、人生の幅が広がる。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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