b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

内発的動機づけ。内から湧き出るモチベーションを身につける方法

ものごとに取り組み、成果を上げるには、内発的動機づけが重要でした。
それは、内発的動機づけが、ものごとそれ自体への関心を強め、やる気が内から湧き出してくるからでした。
では、そのような内から湧き出るモチベーションはどうやったら手に入れることができるのでしょうか?
今回は、内から湧き出るモチベーションを身につける方法を見ていきます。

内発的動機づけ、モチベーション

内発的動機づけに必要な3つの要素

内から湧き出るモチベーションである、内発的動機づけ。
これを身に着けるには、どういたらいいのでしょうか?
内発的動機づけには次の3つの要素が必要です。

・自立性
・熟達
・目的

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自律性

自律性とは、自分のやり方で自由にできることです。
なぜ、これが内発的動機を高めるのでしょうか?
それは、逆に自律性が発揮できない状況を考えてみるとわかりやすいです。
それは、自分の思いついたことを、実行できないということです。
自分の考えを否定されることと同じなので、ストレスがかかります。
ものごとに取り組むたびに、そのようなストレスを感じていたら、嫌いになってしまいます
そのようにならないためにも、自律性は重要なのです。

自律性を発揮するためには、ルールに従うだけでなく、自分でどうすればいいかを考えることが必要です。
自分で考えるためには、もっといいやり方があるはずと考えることが大事です。
今のやり方に満足しないことで、自律性を高めることができるのです。

熟達

熟達とは、それを上達したいと願うことです。
これは、趣味に熱中している状態を考えてみればわかりやすいです。
その技術を高めても、お金にはならないし、社会的な評価は高まらない。
でも、自分がやりたいし、上達したいからやる。
このような状態になることが、熟達です。

そのためには、2つのことが重要です。
一つ目は、ものごとに集中できるように適切な課題を設定すること
集中というのは、ほどよい難易度の課題を前にしたときに起こります
極端に簡単すぎる課題や、難しすぎる課題だと起こりません。
自分の力を目いっぱい使ってやっとクリアできるくらいの課題が理想です。
そのような課題は、それを達成するために完全に集中する必要があるからです。

二つ目は、上達の先に何を求めているかを考えることです。
たとえば、ものごと上達することで得られるものは色々あります。
人からの称賛や、収入の向上、自分の満足など。
これらを大別すると、外から与えられるものと、内から湧き出るものに分けられます
人からの称賛や、収入の向上などは、外から与えられるものです。
自分の満足は、内から湧き出るものです。
外から与えられるものを目的としてしまうと、ものごとそれ自体に興味を持てなくなります。
目的を達成するための手段に成り下がってしまうのです。
ですから、上達の先に求めるものを、自分の内から湧き出るものにする必要があるのです。

目的

目的とは、自分が行っていることの背後に大きな目的を感じているかということです。
たとえば、図書館を作っている仕事というのは、その抽象度によって以下のような捉え方ができます。
・石を運んでいる
・図書館を作っている
・未来を創っている
このような場合、どれが一番やりがいを感じるでしょうか?

このように、自分がやりがいを感じられるような大きな目的を感じることが大事です。
そのためには、以下のように考えることが大事です。
・今行っている活動がどうつながるかを考える。
・何のために行っているのかを考える。
・誰のための作業なのかを考える。
自分のやっていることを、より高い視点から眺めることが重要なのです。

つまり、重要なのはものごとそれ自体への関心

ここまで、内発的動機を高めるために方法として、「自律性」、「熟達」、「目的」を紹介しました。
これらに共通するのは、ものごとそれ自体への関心を高めることです。
自律性は、自分がものごとへ関与できる幅を広げます。
熟達は、ものごとの先にあるものでなく、それ自体を目的とします。
目的は、ものごとの意味を問い直し、ものごとへのやりがいを高めます。
それによって、ものごとそれ自体への関心が高まるのです。

つまり、内発的動機を高めるためには、ものごとそれ自体への関心を高めることなのです。
どうすれば、ものごとへの関心を高めることができるかを考えることが一番重要なのです。

今回のまとめ

内から湧き出るモチベーションを身につけるためには
・もっといいやり方がないかを考える。
・適切な難易度の課題に挑む。
・それに取り組むことで、外部ではなく、自分がどう変わるかを考える。
・ものごとをより大きな枠組みの中でとらえなおす。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社 α文庫)

広告

カテゴリー: 努力
タグ   :

あわせて読みたい努力のコツ!

「努力が続かない…」
あなたはそんな悩みを抱えてはいませんか?
努力と言うと、気合いや根性と言うイメージがあります。
でも、実は努力と言うのは、知識やテクニックがあれば続くものなのです。
知識やテクニックがあれば、やる気や気合いが無くても続くのです。
そのための努力のコツを以下に紹介します。

努力を続けるための超具体的な5つの方法
努力を続けるための超具体的な5つの方法

作業を分割すれば努力は続く!
作業を分割すれば努力は続く

「努力とは何か」を知れば、努力は続く!
努力とは何か?


オススメ記事


PAGE TOP ↑