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公開日:
最終更新日:2017/06/04

努力が続く!内発的動機づけのメリット

モチベーションというのは、ものごとの成果に直結します。
やる気があれば、成果は出ますし、なければ当然成果は出ません。
そして、そのやる気にはいくつかの種類があります。
その種類によって、成果を出しやすかったり、そうでなかったりします。
では、成果を出せる人が持つモチベーションとは、一体どのようなものなのでしょうか?
今回は、デキる人のモチベーションについてみていきます。

やる気

「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」

デキる人がどのようなモチベーションを持っているかを見る前に、まずはモチベーションの種類を考えてみましょう。
モチベーションとは、つまり「やる気」のことです。
やる気を出すためには、それを引き出すものが必要です。
つまり、報酬です。
モチベーションは、この報酬の性質によって、2種類に分けられます。
それは、「外発的動機づけ」「内発的動機づけ」です。

外発的動機づけとは、外部から与えられるものを報酬とするやる気です。
たとえば、収入がいいから頑張る、周りが一目置いてくれるから頑張るといった動機づけのことです。

一方、内発的動機づけとは、自分の内部から湧き出てくるやる気のことです。
たとえば、今やっていることそのものにやりがいを感じる、自分が上達していくのが楽しいといった動機づけのことです。

成果を出せる人は、内発的動機づけをモチベーションとしていることが多いのです。

なぜ、内発的動機づけは成果を出せるのか?

では、どうして内発的動機づけは成果を出しやすいのでしょうか?
それは、内発的動機づけの性質が関係しています。
内発的動機づけは、取り組むものごとそれ自体がモチベーションとなっています
そのため、外発的動機で行動している人よりも、やる気が安定します。

外部からの報酬を当てにすると、やる気が安定しません。
というのも、外部からの報酬というのは、自分でコントロールすることができないからです。
「ほめられたい」と思っても、ほめてもらえるかどうかはわかりません。
「売り上げをあげたい」と思っても、他の人がそれを買ってくれるかどうかはわかりません。
そうすると、成果が上がっている時はやる気が出るが、そうでない時はでないという、不安定なモチベーションになってしまうのです。

内発的動機ならば、そのように外部の要因でモチベーションが上下することがなくなります。
だから、やる気が安定するというわけです。
やる気が安定すれば、日によってやったりやらなかったりということがなくなります。
だから、長期的に成果を出しやすくなるのです。

その他にも、内発的動機づけは、創造性を高めるという効果があります。
ものごとに取り組むこと自体がやる気になっているため、いろいろな方法を考えます。
それが結果として、画期的なアイディアや抜本的な改善につながるのです。

・やる気が安定する
・長期的に成果を出しやすい
・創造性を高める
これらの理由から、内発的動機づけで行動する人は成果を上げやすいのです。

外発的動機づけの欠点

では、外発的動機づけはどうでしょうか?
外発的動機とは、給料がもらえる、人から称賛されるなど、外部から与えられるものをよりどころとしたモチベーションです。

外発的動機づけは、非常に即効性があります
たとえば、お金をもらえるとなったら、金額にもよりますが、たいていの人はやる気が出るでしょう。
しかし、その一方でデメリットもあります。
最初は、お金がもらえることでやる気を出しますが、だんだんとそれが当たり前になってくるとやる気も低下してきます。
さらにやる気を出すためには、さらにたくさんのお金が必要になります。

また、目的がお金になってしまうので、とりくむもの自体への興味は薄れます。
それによって、考えなくなり、創造性が失われ、短絡的な思考を助長します。
また、考えなくなるため、創造性が必要とされる仕事では、かえって成果が上がらなくなります。

外発的動機づけは、ものごとそれ自体への興味を弱めます
それによって、
・報酬に依存する
・考えなくなる
・創造性を必要とする仕事の場合、成果が上がらなくなる
などのデメリットが生じます。

「外発的動機づけ」から「内発的動機づけ」に切り替えよう!

ここまで、外発的動機づけと内発的動機づけの特徴を見てきました。
まとめると、以下のようになります。

■内発的動機づけ
・やる気が安定する
・長期的に成果を出しやすい
・創造性を高める

■外発的動機づけ
・報酬に依存してしまう
・考えなくなる
・創造性を必要とする仕事の場合、成果が上がらなくなる

この二つの大きな違いは、活動それ自体への興味です。
外発的動機づけだと、活動自体への興味が薄らいでしまいます。
それによって、やりがいを感じなくなってしまうのです。

やりがいのない活動をしていても、成果は上がりません。
ですから、ものごとに取り組むときは、内発的動機づけによって取り組むべきなのです。
では、どのようにすれば内発的動機づけをモチベーションとできるのでしょうか?

内発的動機でものごとに取り組む方法

ものごとで成果を上げるためには、内発的動機が必要です。
では、内発的動機でものごとに取り組むにはどうすればいいのでしょうか。
そのために大事なのが、ものごとに意味を見出すということです。
今やっていることに意味を見出すことができれば、内発的動機で取り組むことができます。

では、意味とはなんでしょうか。
それは、今やっていることが確かに未来につながっているという確信です。
たとえば、仕事について考えてみましょう。
もし、仕事をするモチベーションが、お金だったり、社会的なステータスだったとしましょう。
しかし、それらは外的なものであり、いつまであるかわかりません。
会社がつぶれてしまうかもしれませんし、自分が解雇されるかもしれません。
そのように考えると、とてもじゃないですがやる気はでないでしょう。

そこで、考え方を変えてみます。
仕事をするモチベーションを、自己の成長とするのです。
もし、自分の力が上がれば、それはどこでも通用するものとなります。
別の会社でも通用しますし、仕事以外の場面ででも活きてくるでしょう。
そう考えると、今やっていることにも意味を感じることができます。

これら二つの違いは、それによって得られるものの汎用性の高さでしょう。
給料やステータスは、その会社に依存したものです。
その会社に所属していてはじめて保証されるものなので、汎用性は低いです。
一方で、自分の能力というのは、どんな場面でも役に立つ、汎用性の高いものです。
ですから、やる気も出てくるのです。

大事なのは、今の作業から得られるものを大きな視点でとらえることです。
そうすれば、汎用性の高いものに注目でき、今の活動に意味を感じられるようになります。
よくある話で、以下のようなものがあります。

石を積んでいる者たちに、何をしているのかと尋ねた。
一人目は、「石を積んでいるんだ」と答えた。
二人目は、「家を作っているんだ」と答えた。
三人目は、「ここに住む人の未来を作っているんだ」と答えた。

この中で誰が一番高いモチベーションをもって仕事をしているでしょうか。
誰が一番意味を感じているでしょうか。
考えるまでもなく、三人目の人ですよね。
このように、内発的動機を強めるためには、目の前の作業の意味をより大きな視点でとらえることが大事なのです。

今回のまとめ

・モチベーションには、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」がある。
・外発的動機づけは、活動それ自体への関心を低下させる。
・内発的動機づけは、活動それ自体への関心を向上させる。
・外発的動機づけではなく、内発的動機づけによってものごとに取り組むべき。
・目の前の作業の意味を大きな視点でとらえることが大事。

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カテゴリー: 努力
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