b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/05/11

読書の効果を高める!学びを得るための読書の仕方

読書のメリットは様々です。
・言語能力が向上する
・集中力がつく
・知識が増える
などいろいろな効果があります。

しかし、読書をする一番のメリットは、本から学びを得ることです。
学びとは、人生で役に立つ知恵のことです。
読んだ本からしっかりと学びを得ることができれば、あなたの人生は格段に良くなっていきます。

では、どうすれば読書によって学びを得ることができるのでしょうか?
今回は、学びを得るための読書の仕方について考えていきます。

効果を高める読書の仕方

学びと知識の違い

読書をする最大のメリットは、その本から学びを得ることです。
学びというのは、人生で役に立つ知恵のことです。
では、学びと知識は何が違うのでしょうか?
それは、一般的な事象に適用できるかどうかということです。

たとえば、歴史的な出来事というのは、それを個々に見ればただの知識にすぎません。
○○年に××が起きた。
○○が××をした。
というのは、テスト解く際の知識としては役に立つかもしれませんが、普段の生活には役立ちません。
しかし、歴史的な出来事から、一般的なパターンを抽出できれば、それは知恵となります。
たとえば、「同じ支配体制が続くと内部腐敗が進む」とか「停滞した制度は時代の要請によって作り変えられる」などです。
このレベルまで一般化されれば、普段の生活にも十分適用できるものとなります。

つまり、学びとは知識を自分の生活に役立つような形に変えたもののことを言うのです。

まずは本の内容を理解しよう

学びを得るためには、本を読むだけでは不十分です。
読んだ本の内容について考えることが必要です。
しかし、読んだ内容について考えるためには、まず本の内容をしっかりと理解することが大事です。

そのためには、読書の基礎力が必要です。
読書の基礎力が足りない場合は、まずそれをつけることが先決です。
基礎力をつけながら、学びを得ようと思うと大変だからです。
基礎力をつけるためには、楽しみながら読書をすることが大事です。

読んだ内容について考えてみる

本の内容を理解できたら、その内容について考えていきます。
学びを得るための考え方は、大きく2つあります。

・自分に関係させて考える
・抽象化する
・学んだ内容を文章にしてみる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自分に関係させて考える

本の内容は、自分に関係させて初めて役に立つ学びになります
たとえば、「少子高齢化が進んでいる」という事実があります。
これは、そのままではただの知識ですが、少子高齢化によって自分にどんな影響が出るのかを考えることで、役に立つ学びになります。

少子高齢化によって、自分の業界はどうなるのか?
業績が上がるのか、下がるのか?
自分の顧客の業績はどうなるのか?
日本の国際的な競争力はどうなるのか?
それによって、自分の給料が下がるのではないか?
では、少子高齢化に向けて、今何ができるのか?
といったことが考えられるわけです。

自分に関係させる際のポイントは、
・その事実は、なぜ起こったのか?
・その事実によって、自分の身の回りで何が起こるのか?
・では今何をすべきか?
を考えることが有効です。

抽象化する

抽象化とは、ものごとを一般化するということです。
たとえば、北風と太陽の童話を思い出してみてください。
この話は、そのままの意味で受け止めれば、「服を脱がせたいなら、寒くするのではなく、暑くする」ということになります。
このような理解だと、相手の服を脱がせたい場合にしか役に立ちません。

しかし、これを抽象化してみるとどうでしょうか?
すると、「相手に行動を起こさせさたいなら、外部要因ではなく内部要因に訴えないといけない」ということになります。
北風によって無理やり服を脱がせることを強要するのが、外部要因。
暑さによって、自分から服を脱ぎたいと思わせることが、内部要因なのです。
ここまで抽象化ができれば、普段の生活でも役に立つ学びとなります。

学んだ内容を文章にしてみる

学んだ内容を一回文章にしてみることも、読書からの学びを大きくする上で有効です。
文章にするというのは、自分の言葉で言い換えるということです。
そのためには、内容をしっかり理解していること、そしてそれが頭の中で整理されていることが必要です。

仮に本を読んだ時点で、知識が定着していなくても、書くことでそれが定着します。
言葉にできない場所は、自分の言葉にするために、一生懸命考えます。
曖昧な部分は、本に戻ってまた読み直します。
そうした作業を繰り返す中で、知識が自分のものとなるのです。

本を読んで、色々考えてみる。
そして、その結果を文章に起こしてみる。
このようなことを繰り返すことで、読書からの得られる学びはどんどん大きくなっていくでしょう。

今回のまとめ

・本から知識ではなく、学びを得ることが大事。
・学びを得るために、読んだ内容について考える。
・そのための方法は、「自分に関係させる」と「抽象化」


本を読む本 (講談社学術文庫)

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