b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/05/19

頭がいい人はみんなやってる!抽象化思考

「勉強しても、イマイチ成果が出ない…」
「本を読んでいるのだけれども、実生活にいきている気がしない…」
こんな悩みは誰にでもあると思います。

あまりにも成果が出ないと、
「自分は才能がないんじゃないか…」
とか
「頭が悪いんじゃないか…」
なんて思いつめてしまいますよね。

でもそれは、あなたに才能がないからでも、頭が悪いからでもないのです。
ただ、学びを人生にいかすための思考法を知らないだけなのです。
では、どうすれば学びを人生にいかすことができるのでしょうか。

そのために必要なのが抽象化です。
頭がいい人は、この思考法をマスターしているものです。

抽象化によって、なぜ学習効率が上がるのか?
なぜ、頭がいい人は抽象化を行うのか?
そもそも抽象化とは何か?
今回は、そんな抽象化についてみていきます。

頭がいい人の抽象化思考

具体と抽象

頭がいい人になるための、抽象化思考。
では、抽象化とは何でしょうか?

抽象の反対語として、具体というものがあります。
両方を比較することによって、より理解が深まります。
なのでまずは、具体と抽象についてみていきましょう

具体とは?

具体とは、個別の事象のことです。
たとえば、以下のような感じです。
「ポチは骨が好き」
「タマは魚が好き」

頭がいい人の抽象化思考

抽象とは?

抽象とは、具体の共通の特徴をまとめたものです。
たとえば、以下のような感じです。
「犬は骨が好き」
「猫は魚が好き」

頭がいい人の抽象化思考

具体と抽象

具体は個別の事象、抽象はそれらの共通の特徴をまとめたものということがわかりました。
では、なぜこれが頭のいい人の思考法なのでしょうか?

「ポチは骨が好き」のような具体的な思考は、非常にわかりやすいです。
イメージがしやすいんですね。
しかし、応用が利きません

この意味を理解するには、抽象の方を見てみるのがいいです。
「犬は骨が好き」というのは、抽象的な思考です。
このように考えると、応用が利きます

たとえば、他の犬である、タロウやジョンがいるとしましょう。
「ポチは骨が好き」という理解では、彼らが骨が好きなのかどうかはわかりません。
実際に骨を与えてみるしかないでしょう。

しかし、「犬は骨が好き」という理解であれば、彼らも骨が好きなのだろうという推測ができます。
つまり、応用が利くものの考え方ができるわけです。

頭がいい人の抽象化思考

たとえば、抽象化を読書に応用してみる

「何を当たり前のことを言っているんだ?」
という感想を抱かれたかと思います。

たしかに、上の例ではあまりにも当たり前すぎるので、もっと実用的な例で考えてみましょう。
たとえば読書で考えてみます。

本を読んでいて、「営業は相手の話を聞くことが重要だ!」というフレーズがあったとしましょう。
これを具体でとらえれば、この知識は営業の場面でしか役に立ちません。
応用範囲が狭いですよね。

ですが、これを抽象的にとらえてみたらどうでしょう?
営業というのは言ってしまえば、コミュニケーションです。
ということは、コミュニケーションでは、相手の話を聞くことが重要なのではと推測が立ちます。
家族や友人との会話でも、デートや合コンの時でも、相手の話を聞くことは重要ですよね。
ということは、「コミュニケーションでは相手の話を聞くことが重要」だと言えます。

具体的に考えれば、営業の場面でしか活用の場がなかった知識が、抽象的に考えることによってコミュニケーション全般で使える知識になりました
一つの事象を他の事象にも適用できる形に作り変えることができる。
これが、抽象化思考が頭がいい人の思考法だという理由です。

どうしたら、抽象化思考ができるのか?

抽象化思考が、頭がいい人の思考法だということがおわかりいただけたかと思います。
では、次に気になるのが、どうしたら抽象化思考ができるかということです。

抽象化思考をするためには、事象の主体を広い範囲でとらえることが重要です。
たとえば、ポチであれば、それを犬や動物、生き物などのようにより広い範囲でとらえるのです。

頭がいい人の抽象化思考

このように考えれば、「ポチは骨が好き」だから、「犬は骨が好き」という推測ができるのです。

ただし、主体の範囲を広げすぎると、間違った結論を導くこともあります
たとえば、「生き物はみんな骨が好き」などのようにです。
推測はあくまで推測であるという意識を持つことが重要でしょう。

具体も抽象もそれぞれ、長所、短所があります。
重要なのは、その使い分けとバランスです。
ただ、多くの人は具体的思考に偏っているので、抽象を意識したほうが思考が深まるのではということです。
ぜひ、抽象化思考をマスターして、「一を聞いて十を知る」頭がいい人を目指してみてください!

今日からできる抽象思考トレーニング

頭がいい人は抽象思考を使っています。
だから、ものごとを素早く理解できるし、問題の解決策もすぐに思いつくのです。
では、どうしたらそんな頭のいい人の抽象思考を真似することができるのでしょうか。
そのための具体的なトレーニング方法を見ていきましょう。

アナロジー思考を使ってみる

抽象化とは、ものごとの共通項を探し出すことです。
そうすることで、問題に対する思いがけない解決方法を見つけることができるのです。
そしてそれは全く異なる分野だと効果が高いです。

たとえば、髭剃りの販売戦略とプリンターの販売戦略を考えてみます。
髭剃りは何で利益を上げているのかと言うと、本体の販売利益ではありません。
髭剃りの替刃によって利益を上げているのです。
替刃は本体と違って、半永久的に売れ続けますよね。
ですから、これを主力とすることで安定的に利益を上げ続けることができるのです。

続いて、プリンターの方を考えてみましょう。
こちらも本体ではなく、替えインクのカートリッジの販売で利益を上げています。
本体は1回売ればそれきりですが、カートリッジはずっと売れ続けますよね。
髭剃りと同じ構造です。

この共通点は、「本体ではなく付属品で利益を出す」ということです。
これを自分のビジネスモデルに組み込んでみれば、革新的な収益モデルを作り上げることができるかもしれません。

このように、一見関係が無いようなものの共通点を考えることで、思わぬ解決策が見つかることがあります。
これがアナロジー思考です。

アナロジー思考のコツは、遠いものの共通点を考えてみることです。
自分が今悩んでいる問題と一見関係ないものの共通点を考えてみる。
そうすることで、思わぬ解決策が思いついたりするのです。
ですから、目に入るものに対し、「自分の問題と共通する部分はないか?」と常にアンテナを張っておくのがいいでしょう。

いろいろな角度で見る

抽象化は、ものごとの共通項を見つけることが大事です。
そして、共通項を見つけるにはものごとをどの視点で見るかということが重要です。

簡単な例で言えば、リンゴとポストを「形」という視点で見ると、特に共通項は見つかりませんよね。
でも、「色」という視点でみれば、赤いという共通項が見つかります。

一見共通点がないものでも、見方を変えることによって思わぬ共通点が見つかることもあるのです。

目的を考えてみる

ものごとの性質でなく、目的に注目することで思わぬ共通点が見つかったりします。

たとえば、ライブと漫才は一見共通点が無いように見えます。
しかし、両者は「観客を楽しませる」という点で目的が一致しています。

ということは両者のテクニックは観客を楽しませるという点では流用可能なのです。
間の取り方、緩急のつけ方、意外性の演出…

このように目的という視点でものごとをみると思わぬ共通点が見つかるのです。
それによって、問題解決の知恵を得ることができます。

今回のまとめ

・具体的思考は、わかりやすい反面、応用が利かない。
・抽象的思考は、応用が利くが、間違った結論を導くこともある。
・具体と抽象のバランスが重要。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


具体と抽象

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