b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

会社は沈みかけの船?新しい価値を生み出す力を身に着けよう!

時代の変化によって、今までのシステムが現実にそぐわないものとなりました。
システムが現実に対応できないとき、そのシステムは役目を終えます。
そして、それは「会社」というシステムにも同じことが言えるのではないでしょうか?

新しい価値、会社

近い将来、会社がなくなる!?

昨今は、時間の流れが速くなっており、環境もめまぐるしく変化しています。
そんな状況のなかで、会社というシステムも、その流れについていけていないように見えます。
なぜなら、現在の会社というシステムは以下の3つの問題を抱えているからです。

・会社では社員が育たない
・会社では無から有を生み出す経験が積めない
・会社は一部の優秀な人たちで回っている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

会社では社員が育たない

会社がかかえる1つ目の問題。
それは、会社では社員が育たないということです。

今の時代はとにかく時間の流れが早いです。
今売れている商品が、すぐに売れなくなってしまう。
ひと昔前に注目を浴びた、スマホゲームが、今は苦境に立たされているようにです。
ライフサイクル、つまり商品の寿命が短くなっているのです。

そして、それは会社の事業も同じことです。
ある事業を立ち上げても、それで稼げる時間がどんどん短くなっていっているのです。
こうなると、人が育たなくなります。
なぜなら、人が育つ前に事業が寿命を迎えてしまうからです。

結果として、事業を立ち上げた人が仕事を仕切り、あとの人は手足のように動くのみとなります。
会社は「一部の優秀な頭脳」と「指示通りに動く手足」のみとなってしまいます。
そして、手足の人間はいつまでたっても経験が積めないので、成長できないのです。

つまり、会社というシステムでは新しい人間が育たなくなっているのです。
これが、会社が抱える1つ目の問題です。

会社では無から有を生み出す経験が積めない

会社が抱える問題点その2。
それは、無から有を生み出す経験が積めないということです。

先述したように、現在の会社は一部の頭脳と手足という人員構成になりつつあります。
その中で、無から有を生み出すのは、当然一部の頭脳の人たちです。
手足の人たちは、頭脳が考えたものを実行するだけです。
そんな状況で、無から有を生み出す経験など得られるはずがありません

では、なぜ無から有を生み出す経験が積めないことが問題なのか?
会社の存在意義とは、社会に価値を提供することです。
かつては、既存の価値を維持することが重要でした。
しかし、現在では、事業の寿命が短くなっています。
そんな状況の中では、今ある価値の維持よりも、新しい価値を生み出すことが求められます

つまり、時代は新しい価値を生み出すことを求めているが、その力は会社では育たないということですね。

会社は一部の優秀な人たちで回っている

会社の抱える3つ目の問題点。
それは、会社が一部の優秀な人たちで回っているということです。

そして、その人たちは会社に所属する必要がありません
別に一人でもやっていけるからです。

昔は会社に所属するメリットがありました。
給料は右肩上がり、退職金も保証されている。
事業の寿命も長かったので、じっくりと経験を積み、成長することができた。

しかし、今はそのどれもが当てはまりません。
そうなると、優秀な人は会社から飛び出した方がいいと考えます。
その方が給料がいいですし、経験だって積めるからです。
なにより、頑張った分がすべて自分に返って来るというのは大きな魅力でしょう。

優秀な人間にとって、会社は所属するメリットがあまりないこと。
これが、会社の抱える3つ目の問題です。

会社はハリボテとなる

さて、会社が抱える問題点を見てきました。

・会社では社員が育たない
・会社では無から有を生み出す経験が積めない
・会社は一部の優秀な人たちで回っている

これらのことから言えることは何でしょうか?
それは、やがて会社はハリボテになるということです。

会社は一部の優秀な人たちで回っています。
しかし、その人たちは会社に所属するメリットがあまりありません。
そのような状況の中で、優秀な人たちがいなくなったら会社はどうなるでしょうか?

残されるのは、指示通りに動く手足のみです。
頭脳がない手足は何もすることができません。
つまり、会社は新しい価値を生み出せない、ただのハリボテに成り下がってしまうのです。

新しい価値を生み出す力を身につよう

優秀な人たちが抜け、会社は手足だけとなってしまう。
手足だけの集団では、新しい価値を生み出すことはできない。
恐ろしい未来が見えてきました。
みなさんの周りでも、同じようなことが起こっていないですか?

新しい価値を生み出せない会社に存在する必要はありません
となると、私たちが今必死に手足の仕事をしているのは、沈みかけの船で水をかきだすようなものです。
沈没するのを、ほんのすこし先に延ばすだけです。

船が沈んでしまえば、当然船員である私たちも道連れです。
私たちは、船が沈んでも生きていけるように、泳げるようにならないといけません。
泳げること、つまり新しい価値を生み出す力を身につけないといけないのです。
社会は新しい価値を生み出すことを求めています。
ならば、この社会を一人で生きていくには、新しい価値を生み出す力が必要なのです。

では、新しい価値を生み出す力を身に着けるにはどうすればいいのでしょうか?
会社で頑張り続けても、新しい価値を生み出す力がつかないことは先ほど説明したとおりです。
新しい価値を生み出すためには、会社から離れ、視野を広げる必要があります
そして、視野を広げるためには、「新しいことを始める」「学び続ける」、この2つが重要です。

いずれにしても会社での仕事に加え、プラスアルファをしていかないといけないということです。
仕事を終えてから、新しいことに挑戦し、学び続ける。
しかも、すぐには泳げるようになるわけではありません。
これを続けるのは、辛く苦しい道のりになるかもしれません。
ですが、努力し続ければ絶対に一人で泳げるようになります
新しい価値を生み出せるように、今この瞬間から動き始めましょう!

今回のまとめ

・会社というシステムは、現在の環境にそぐわなくなっている。
・会社は沈みかけの船のようなもの。
・新しい価値を生み出せるように、とにかく動き始める。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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