人生を成功させるには、「やりたいことをやる自信」が必要!
人生を成功させるために必要なものとは何でしょうか。
頭の良さでしょうか。
学歴でしょうか。
収入のいい仕事につくことでしょうか。
実は、このどれでもありません。
人生を成功させるのに必要なのは、自信です。
ここでいう自信とは、「自分の思うとおりに行動してもいい」という意識のことです。
この自信があることによって、自分のやりたいことができます。
現代社会では、自分のやりたいことをやることが成功につながります。
自分の好きなことは長時間取り組めますし、集中力も高まります。
そのため、頑張らなくても自然と1万時間の法則に当てはまるのです。
つまり、自信の有無が人生の成功と密接に関係しているのです。
では、どうすればわたしたちは、自分のやりたいことをやる自信を養うことができるのでしょうか。
そこで今回は、
「どうしたら自信をつけることができるか?」
「どうしたらやりたいことをできるようになるか?」
を見ていきます。
自分のやりたいことを第一に考える
自信のつけ方を考える前に、まずは本当に自信が人生の成功において必要なのか考えてみましょう。
ここでいう自信というのは、「自分のやりたいことをやってもいい」という意識のことです。
しかし、いつでも自分の思うとおりにやりたいことをやって、本当に成功できるのでしょうか?
たとえば、遊びたいからと言って、勉強を全くしない子どもが成功できるのでしょうか?
自分よりも強い人間がいる状況で、自分の我を通したら反感を買うのではないでしょうか?
このように考えると、本当に自信があることがいいことなのか疑問になってきます。
実は、このように自信を疑問視してしまうのは、それを表面的にとらえているからなのです。
自信は、あくまで「自分の思うとおりにやりたいことをやってもいい」という「意識」のことなのです。
いつでも自分の思い通りに行動することではないのです。
たとえば、自信がある人とそうでない人の二人の人物がいたとします。
自信がある人は、まず自分がどうしたいかを考えます。
これは「自分の思うとおりにやりたいことをやっていい」という意識があるからです。
その上で、個別の状況を考えるのです。
「本当は遊びたいけど、今は勉強しないといけない。」
「本当はこうしたいけど、今それを実行してしまうと状況が悪くなる。」のようにです。
一方で、自信がない人は、まず状況に応じた行動が何かを考えます。
そのため、自分のやりたいことが考えにのぼることがないのです。
「今はしっかり勉強をするべき時だ。」
「今はぐっとこらえて我慢すべきだ。」
このように、自分に自信の無い人の思考には、自分の意思と言うのがまったく絡んでこないのです。
自信のある人は常に一貫したやりたいことを持っています。
それを持ったうえで状況に応じて行動しているわけです。
だから、全ての行動が目的に向かって行動が積みあがっていくわけです。
しかし、自信がない人は自分のやりたいことがありません。
その場その場に応じて、行動を変えていきます。
だから、目的に向かって行動が積みあがっていきません。
つまり、自信を持っている人は常に自分のやりたいことを第一に考えるため、目的を達成するのに最短距離を行けるのです。
一方で、自身のない人は常に周りに合わせて行動するので、目的を達成するのに大きな回り道をすることになるのです。
この目的の達成が人生の成功になります。
やりたいことをやるために必要なこと
自信の本質と、なぜ自信があることが人生の成功に重要なのかがわかりました。
では、次に気になるのが、どうすれば「やりたいことをやれる自信」を身につけることができるのかです。
これは自信の本質にヒントがありそうです。
自信の本質は、「自分のやりたいことを第一に考える」ということでした。
だとすれば、この意識を持つようにできれば、私たちも自信を手に入れたことになるのではないでしょうか。
「自分のやりたいことを第一に考える」
この意識を持つためには、以下のことが重要です。
①自分のやりたいことを考える
②自分のやりたいことを常に意識する
③周りに合わせない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①自分のやりたいことを考える
自信の本質は、「自分のやりたいことを第一に考える」ことでした。
そのためには、まずそもそも自分のやりたいことが何なのかを知る必要があります。
知らないものを意識することはできませんからね。
では、どうすれば自分のやりたいことを知ることができるのでしょうか。
これを知るためには、何もしがらみがないときの自分の行動を分析することが有効です。
何もしがらみがない状態というのは、周りに気を使わなくていい状況のことです。
その時の行動シミュレーションしてみて、その動機を掘り下げていくのです。
そうすることで、「自分が一体何を大事にしたいのか」が見えてきます。
たとえば、働かなくてもお金が勝手に入ってきて、世間体も全く気にしなくていい。
このような前提だったら、あなたはどのような生活を送るでしょうか。
なるべく具体的にイメージしてみてください。
朝起きてから寝るまでの行動を具体的にイメージしてみましょう。
朝起きてどうしたいでしょうか。
まずは、ご飯を食べたいでしょうか。
そんなことは関係なく趣味に没頭したいでしょうか。
それとも心行くまで二度寝をしたいでしょうか。
大事なのは、制限をかけないことです。
やるべきことでなく、実際に自分がやりたいことを考えるのがいいです。
「朝からゴロゴロしてたら良くないよな」とか
「ぐうらな生活はだらしないよな」などと考える必要はないのです。
それが、あなたのやりたいことなのだから仕方ありません。
イメージだけではなかなか難しいという方は、思い切って長期休暇を取ってみるというのも一つの手です。
長期休暇をとってみて、自分の思うがままに過ごしてみるのです。
そうすると、実際の自分の心の動きがわかるので、より自分のやりたいことを理解することができます。
全ての制限を取っ払って、自分がどのように過ごしたいのかを考えてみましょう。
それが、あなたのやりたいことなのです。
②自分のやりたいことを常に意識する
自分のやりたいことがわかったら、今度はそれを常に意識するようにしましょう。
そうすることで、何か行動を起こす際に、自分のやりたいことを思い出すことができます。
これを繰り返すことで、
「自分のやりたいこと>周りに合わせる」
の意識が身についていきます。
意識をするためには、やりたいことを意識する機会を増やすことが大事です。
たとえば、自分のやりたいことを自宅の机の前に貼っておけば、顔を上げるたびに目に入ってきます。
それによって、自分のやりたいことを意識する機会が増えるのです。
これと同じ要領で、
・スマホの待ち受けに自分のやりたいことを設定したり
・メール自動送信でリマインドをかけたり
・タスクスケジューラでリマインドしたり
・やりたいことを確認する時間を生活の中に組み込んだり
と、いろいろな方法が考えられます。
一回やっただけでは大した効果はありません。
しかし、これを何十回、何百回と繰り返すうちに、自分の潜在知識に刷り込まれていきます。
そうすることによって、明らかに行動が変わってくるのです。
なので、まずは意識することから始めましょう。
「自分には本当はこういうやりたいことがある」と意識するのです。
徐々にそれが行動に表れてきます。
③周りに合わせない
自分のやりたいことを意識できるようになったら、今度はそれを実行に移します。
この時、障害になるのが、周りとの摩擦です。
「自分のやりたいことをやったら、嫌われるんじゃないか…」
このような不安がよぎります。
しかし、このような不安がよぎるのは、自分のやりたいことの掘り下げがしっかりできていないからです。
根拠がしっかりしていないから、周りの圧力に屈してしまうのです。
たとえば、自分のやりたいことは小説を書くことだとしましょう。
だとしたら、それは何よりも優先すべきことです。
会社の飲み会よりも、友人の付き合いよりもです。
しかし、掘り下げが甘いと
「飲み会に行かなかったら、立場が悪くなるんじゃないか…?」
「友人がいなくなってしまうのではないか…?」
などと不安になってしまいます。
ですが、考えてみてください。
あなたの人生にとって大事なのは何でしょうか。
小説を書くことであなたは何をしたいのでしょうか。
小説を書くことが、あなたの人生にとって大事な目的であるのなら、それが最優先すべき事項なはずです。
不安に思ってしまうのは、人生の目的が掘り下げられていないことが原因です。
人生の目的が定まっていないから、何を優先すべきかわからない。
それで、不要な付き合いを優先してしまうのです。
たしかに、付き合いは参加した方が短期的にはいいでしょう。
しかし、そんな付き合いを続けて、最終的に豊かな人生になるかを考えてみましょう。
恐らく、そのような付き合いは毒にも薬にもならないでしょう。
それよりも大事なのは、目的を持ってしっかりと毎日を生きることです。
ですから、周りの圧力に屈してしまったら自分のやりたいことを再び掘り下げましょう。
それによって、自分のやりたいことはどんどん強くなっていくのです。
今回のまとめ
・「自分のやりたいこと」が人生を成功に導く。
・「やりたいことをやる自信」をつけるために必要な3つのこと
①自分のやりたいことを考える
②自分のやりたいことを常に意識する
③周りに合わせない