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公開日:
最終更新日:2017/05/18

あなたも努力をすれば天才に勝てる!1万時間の法則

自分よりも圧倒的にできる人を見て、「自分には才能がない」と思うことは誰にでもある経験だと思います。
それによって、夢を諦めたり、気持ちが保てなくなったりしてしまいます。

しかし、才能というものが本当は存在しないものだとしたらどうでしょうか?
努力によって、才能を凌駕することができるとしたらどうでしょうか?
無理だと諦めていたことに、挑戦できるとしたらどうでしょうか?
なんだかワクワクしてきませんか?

そこで、今回は圧倒的な努力が才能を凌駕することについて見ていきます。

努力才能1万時間の法則

単純な努力の量が天才を生み出す

「努力が才能を凌駕するなんて、本当にそんなことがあり得るのか?」
このように思う方も多いかと思います。
なので、まずはそれを証明するエピソードを紹介しましょう。

ある音楽学校の話です。
音楽学校に通う生徒は、みなプロの演奏家になることを目指しています。
しかし、全員がプロになれるわけではありません。
プロになれるのは、ほんの一握りの生徒だけです。

では、その一握りの生徒は何か特別な才能を持っていたのでしょうか?
実は、彼らはプロになれなかった生徒たちと比べて、何か特別な才能があったわけではないのです。
一体彼らの命運を分けたのは何だったのか?
それは、練習時間なのです。

彼らはみな3歳ごろから練習を始めます。
その頃は練習時間に差もありません。
しかし、8歳を迎える頃になると、大きな違いがあらわれてきます。
プロになれた学生の練習時間がどんどん増加していくのです。
1週間の練習時間が、9歳で6時間、12歳で8時間。
そして、20歳になるころには30時間を優に越えるのです。
そのころの彼らの練習時間はおよそ1万時間に到達します。

プロの演奏家だけでなく、いろいろな分野で成功している人を調査した結果、みな例外なく1万時間以上の練習を積んでいることがわかりました。
また逆に、1万時間の練習を積んで、成果が挙げられなかった人はいなかったこともわかっています。
1万時間の練習が成功に導いてくれる…。これは、「1万時間の法則」と呼ばれています。

つまり、その道で成功するか否かを分けるのは、センスや才能ではなく、単純な練習量なのです。

才能よりも練習量が重要!

努力論 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ11)

1万時間の努力が才能を呼び覚ます

さて、1万時間の練習が、その道で成功するための条件であることがお分かりいただけました。
では、私たちはこの事実から、どのようなことを学べるのでしょうか?

努力は決して裏切らない

1万時間練習すれば、その道のトップになれる。
この事実を知ることで、私たちは安心して努力をすることができます
「自分には、才能がないかもしれない…」
「間違った方向に努力しているのかもしれない…」
こんな風に不安に思う必要は全くないのです。

1日当たりの練習時間と、1万時間の練習を積むに必要な年数は、以下のようになっています。
1時間…27年半
2時間…13年
3時間…9年
5時間…5年半
8時間…3年半

1万時間到達まで

続けていさえすれば、必ず成果は出ます。
そして、早く成果を上げたいのであれば、1分1秒でも多く練習をすることです。
いずれにしても積み重ねた努力は、決して私たちを裏切らないのです。

「才能のある人には敵わない」は言い訳

1万時間の法則から考えれば、才能のある人というのは存在しないことになります。
その人は単純に人より多くの時間、頑張っていただけなのです。
費やした膨大な時間が、彼らの才能を開花させたに過ぎないのです。

ですから、「才能のある人には敵わない」という言い訳は通用しません
あなたがその人に敵わないのは、才能がないからではなく、単純に練習量が足りていないだけなのです。

この事実は一見厳しく見えますが、私たちに大きな希望をもたらします。
つまり、練習すれば誰でも天才になれるということです。
努力に費やした1分1秒は決して無駄な時間にはならないということなのです!

努力できる環境に身を置くことも大事

ここまでで、練習が重要であることがお分かりいただけたと思います。
練習に対するモチベーションも高まってきたのではないでしょうか?

しかし、それだけでは不十分です。
気持ちだけでは、練習は続きません。
やる気がなくなるかもしれませんし、物理的に時間がとれないことだってあるかもしれません。

練習を続けるためには、そのための環境に身を置くことが重要です。
あのビートルズもトップシーンに躍り出るまでに、1200回以上ものライブをこなしたといいます。
それは彼らの資質もあるかもしれませんが、それ以上にそういった練習を積める環境に身を置いたからなのです。
そこには、「やらない」という選択肢がなかったのです。

そういった環境を探して身を置くのもいいでしょうし、人に宣言することでやらざるを得ない状況を作り出すのも一つの方法です。
環境も上手く味方につけて練習を積んでいきたいものです。

努力は天才に勝る! (講談社現代新書)

このように1万時間の法則から学べることはたくさんあります。
しかし、これらはあくまで一例にすぎません。
人によって、学べることも違ってくるでしょう。
大事なのは、事実を知ってただ感心するのではなく、どうすれば自分の人生にいかせるかを考えることだと思うのです。
なので、みなさんもぜひこの1万時間の法則を、自分なりの人生の知恵に落とし込んでみて下さい!

今回のまとめ

・1万時間の練習が天才を生み出す。
・努力に費やした時間は、決して自分を裏切らない。
・「才能のある人には敵わない」は言い訳にすぎない。
・練習できる環境に身を置くことも大事。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

あわせて読みたい努力のヒント!

努力が才能を凌駕することがお分かりいただけたかと思います。
やる気が出てきた方も多いのではないでしょうか?
しかし、水を差すようですが、努力は気持ちだけでは続きません!

努力を続けるには、そのための考え方や工夫が不可欠です。
以下に努力のヒントをまとめておきましたので、ぜひご活用ください!

努力のヒント!

 

参考書籍

本記事の内容は、『天才! 成功する人々の法則』の記述を参考にしています。
本書は、世界で成功している、天才と呼ばれる人間がどうしてそうなったのかを科学的に解明しています。
つまり、これらの法則を理解し、うまく使うことができれば、私たちも才能を開花できるというわけです。
本記事で紹介した、圧倒的な努力が才能を凌駕する、1万時間の法則の他にも、興味深い話がたくさん載っています。
(その他の内容については、こちらでまとめています。)

「自分には才能がないかもしれない…」
「努力したって、意味がない…」
と後ろ向きになっている人に希望を与えてくれる内容かと思います。
諦めようと思っている人は、そのまえに是非一度本書を読んでみてください。

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カテゴリー: 努力
タグ   :

人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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