キャッチコピー力を鍛える

情報量が激増する時代を生き抜くために。キャッチコピー力を鍛えよう!

これからの時代は、「キャッチコピー力がある=仕事がデキる」

みなさんは、キャッチコピー力という言葉を知っていますか?
簡単に言えば、「あるものの魅力をズバリひとことで言い表す力」のことです。
実は、現代ではこのキャッチコピー力が非常に重要な能力になっています。

「キャッチコピーを考える人が持っていればいいじゃないの?そんなの自分には関係ないよ。」
そんな風に思われる方もいるかと思います。
しかし、ほんとうにそうでしょうか?

たとえば、仕事をしている場面を考えてみてください。
会社の業績を上げるためには、商品を売って、売り上げを出していかないといけません。
では、商品を売る時はまず何をするでしょうか?
お客さんに営業をかけますよね。
ところが、お客さんに営業をかけるのは自分の会社だけではありません。
他の競合も同じように営業をかけています。

また、社会のスピードはどんどん加速していっています。
やることは増えているのに、人では足りない…。
そんな状況の中、お客さんも暇ではありません。

たくさんの営業が来るし、それにかまっている時間もない。
そんな状況のなかでお客さんからOKをもらうためには、何が必要でしょうか?

そう、それこそがキャッチコピー力なのです!
他の営業に埋もれない、キラリと輝くフレーズであれば、「ちょっと見てみるか」という気を起こせるのです。

営業をかける例を挙げましたが、企画書を通す時や会議で意見を言う時も同じです。
ド頭で「時間を割く価値があるな」と思わせなければ、絶対に読んでもらえないのです。
一生懸命書いたのに、読まれることなく忘れ去られていく…。
そんなのは悲しいですよね。

さて、キャッコピー力の重要性がおわかりいただけたでしょうか?
というわけで、今回は現代人に必須の能力であるキャッチコピー力についてみていきます!

キャッチコピー力を鍛える

キャッチコピー力は2つの能力からなる

冒頭でもお話ししたとおり、キャッチコピー力とは、「魅力をズバリひとことで言い表す力」のことです。
そして、このキャッチコピー力は次の2つの能力からなります。
・あるものの魅力を見つけ出す能力
・魅力をひとことで言い表す能力

それぞれ詳しく見ていきましょう。

あるものの魅力を見つけ出す能力

まずは、1つ目の能力、「魅力を見つけ出す能力」について。
あるものの魅力を語るには、当然その魅力を理解していないといけません。

では、魅力とは何でしょうか?
たとえば、何か商品を買うのは、その商品に魅力を感じているからです。
「おいしい」
「勉強になる」
「持っていると優越感に浸れる」
その商品を使ったり、所有することで気持ちよくなれることに魅力を感じているのです。
つまり、ものの魅力はその人をどれだけ気持ちよくさせるかということになります。

商品の魅力を伝えるには、それによってどんな快を与えられるかを知る必要があるのです。
ですから、商品の持つ魅力と読み手の欲望をバシッと結び付けてやる必要があるのです。

ものの魅力を伝えるには、そのほかにもいろいろな方法があります。
魅力を見つけるための具体的な方法は、以下の記事を参照ください。
ものの魅力を見つける方法

魅力をひとことで言い表す能力

次に2つ目の力である、「魅力をひとことで言い表す能力」を見ていきましょう。
魅力を見つけることができたら、今度はそれを的確に伝える必要があります。
また、タイトルとなるので長くなってはいけません。
だから、魅力をひとことで言い表すことが必要になってくるのです。

ひとことでインパクトのあるタイトルにするにはいろいろな方法があります。
しかし、大きく共通していることは、読み手の予想を裏切ることです。

今までにない、新しい価値を提供する。
既存のものの思いもしない魅力を伝える。
その商品からはイメージできないような言葉と組み合わせる。

このように読み手の予想を裏切ることで、目に飛び込んでくるコピーになるのです。
上記の他にも魅力を言い表すための方法はたくさんあります。
詳細は以下の記事を参照ください。
魅力をひとことで言い表す方法

今回のまとめ

キャッチコピー力とは?
①魅力を見つけ出す能力…魅力と読み手の欲望を上手く結び付ける能力
②魅力をひとことで言い表す能力…読み手の予想を裏切るようなタイトルをつける能力

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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