決断力を磨いて、無駄な時間をなくしていこう!
こんにちは。
引き続き「世界トップリーダー1000人が実践する時間術」を紹介していきます。
今回は、無駄な時間を省くためには決断力が重要であることについてみていきます。
目次
決断を悩むのは時間の無駄
私たちは、何か重要なことを決断するとき悩みます。
ですが、実は決断を悩むことは無駄な時間なのです。
なぜなら、決断というのは悩んだところでいい判断ができるわけではないからです。
即決でいい結果が得られることもできますし、時間をかけてした決断が大失敗に終わるなんてこともあり得ます。
では、なぜ私たちは決断の際に悩んでしまうのでしょうか?
それは、以下の3点がしっかりしていないからです。
ゴールがはっきりしていない
ゴールがはっきりしていないということは、決断の優先度の判断基準がないことになります。
何のために、何を優先したらいいのかがわからないからです。
この場合は、決断を悩む前に、ゴールの設定をきちんと行うべきです。
状況を把握できていない
状況が把握できていなければ、何がいい判断なのかわかりません。
ゴールが同じだとしても、状況が違えばとるべき行動も変わってくるからです。
考えてわかるものとそうでないものを区別できていない
考えてわかる部分とそうでない部分を混同してしまうことも決断を鈍らせる要因です。
リスクに備えることは重要ですが、わからないことを悩むのは時間の無駄です。
例えば、もし地震が起きた時のことを考えて備えておくのは、意味のあることです。
しかし、地震がいつ来るかを考えるのは無駄なことです。
それは考えてもわからないことだからです。
わからないものは考えてもわからないと割り切ってしまいましょう。
決断で悩んでしまう場合は、この3つのどこに原因があるのかを突き止めましょう。
そして、その原因をどうすれば解消できるかを考えましょう。
その方が、ただ漠然と悩んでいるよりも早く解決に向かうはずです。
決断を早める考え方
それでも決断で悩んでしまうという時は、以下の考え方を意識することで、決断を早めることができます。
失敗しても取り戻せる
決断というのは、自分の器に合ったものごとに対して行うものです。
例えば新入社員が1億円の金額が動く決断をするということはまずないです。
これと同じように、私たちの決断もそれ相応のものしかないのです。
これは裏を返せば、失敗したとしても自分の力で取り戻せるということです。
あまり深刻にならず、「失敗したら取り返せばいい」くらいの気持ちで臨むことも重要です。
失敗はつきもの
どんなことであっても、ずっと成功するということは難しいです。
それは決断においても同じことです。
しかも、決断というのはすべての情報が出そろっているわけではありません。
常に不確定要素がある状態で、決断を迫られるわけです。
そう考えれば、ある程度失敗してしまうのは当然のことと言えます。
大事なのは、失敗することではなく、失敗した後にどう行動するかです。
悩んだからと言って、いい決断が下せるわけではない
決断というのは、時間をかけたからと言ってクオリティが上がるものではないです。
ものによっては、すぐに決めた方がいい結果が出ることもあります。
機会を逃さないように、時には素早い決断を下すことも必要になります。
今回のまとめ
決断を悩んでしまう理由
・ゴールがはっきりしていない。
・状況が把握できていない。
・考えてわかるものとそうでないものを区別できていない。
決断力を高める考え方
・失敗は取り戻せる。
・決断に失敗はつきもの。
・悩んだところで、結果は変わらない。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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