やる気に左右されない、正しい努力の方法
こんにちは。
引き続き「反応しない練習」を紹介していきます。
今回は、外の世界にやる気を左右されない、正しい努力の方法についてみていきます。
正しい努力とは?
「なんとなく気持ちが乗らない」
「成果が上がっている気がしない」
このように、やる気が出ないのは、努力の方向が間違っているからかも知れません。
間違った努力とは自分のコントロールの外にあるものをあてに努力することです。
いい点数を取りたいとか、他人から評価されたいとか、もっとお金が欲しいとか。
そういったものは、努力で何とかなるかもしれませんが、努力したところでかならず報われるといったものでもありません。
このように自分のコントロール外のものをあてにすると、努力が続きません。
やる気が自分のコントロール外のものに左右されるので当然ですね。
正しいと努力とは、自分のコントロール内のものにやりがいを求めるものです。
例えば、努力そのものを楽しんだり、そこから充実感を得るなどです。
自分の内面にやりがいを求めれば、努力に対するモチベーションが外の世界に振り回されることがなくなります。
それによって、なんとなくやる気が出ないといった状態を回避できます。
自分の内側にやりがいを求める方法
では正しい努力を行うためにはどうしたらいいでしょうか?
そのためには以下の3ステップを踏むことが重要です。
目を閉じる
外界に気持ちが左右されてしまうのは、外界の情報が入ってくるからです。
そして、外界の情報は目から入ってきます。
人間は情報のほとんどを目から取り入れるのです。
外界に気持ちを振り回されないようにするには、目を閉じてこれらの情報を完全にシャットアウトしてしまいましょう。
情報をシャットアウトすることで、自分の内側と落ち着いて向き合えるようになります。
心を観察し、落ち着ける
目を閉じて落ち着いたら、自分の心をゆっくりと観察しましょう。
最初のうちは外界の刺激への反応が残っているため、落ち着きがありません。
しかし、ゆっくりと観察を続けることでだんだんと収まってくるはずです。
これを続けていくうちに、余計な思考が消えていきます。
それに伴い、外に依存する気持ちもだんだんと和らいできます。
外への依存は結局のところ、心が生み出した妄想に過ぎません。
自分のコントロール外のものを努力次第で何とかできるという思い上がりなのです。
自分はなぜこの努力を続けるのか。
外からの評価を求めたところで、それは苦しみしか生まないこと。
目的を達成するためには、とにかくやるしかないということ。
これらのことを意識し、集中力を高めていきましょう。
ひたすら打ち込む
心を鎮めることで集中力が高まったら、あとはひたすらに打ち込みましょう。
余計な思考が消えることで、気持ちの乗り方も今までとは全く違っているはずです。
しかし、この集中力がいつまでも続くわけではありません。
だんだんと余計な思考や雑念が増えていき、集中力も途切れてきます。
そうなったら、また目を閉じましょう。
最初のステップに戻るのです。
集中力が切れるのは仕方のないことです。
だから、集中力が切れたらまた取り戻せばいいのです。
今回のまとめ
・正しい努力とは、自分の内をよりどころにする。
・正しい努力をするために、以下を行う。
①目を閉じ、外界からの情報をシャットアウトする。
②心を落ち着け、集中力を高める。
③ひたすら打ち込む。集中力が切れたら①から繰り返す。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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