こんにちは。
引き続き「反応しない練習」を見ていきます。
今回は、欲求との付き合い方についてみていきます。
欲求は悪いものではない
欲求というと、あまりよくないもの、なくしたほうがいいものというイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、欲求がなくなってしまうといろいろな問題が発生します。
私たちが幸せと感じるのは、欲求が満たされたときです。
美味しいものを食べる、他人から評価される、ずっと欲しかったものを手に入れる…。
このように欲求が満たされることにより、幸せを感じることができます。
また、欲求は私たちを成長せてくれます。
もっとお金が欲しいから頑張る、人から認められたいから努力する。
といったように、何かを得たいから、頑張って成長できるという側面もあります。
つまり、欲求は
・私たちに幸せを感じさせる。
・私たちを成長させてくれる。
という点で非常に必要なものなのです。
欲求が悪いものになるケース
しかし、欲求も扱い方次第では、私たちにデメリットをもたらします。
例えば、欲求が満たされないことに対し、不安や焦り、怒りを覚えるような場合です。
「はやく成果をあげなければ…。」
「どうして思い通り通りにいかないんだ!」
といったような具合です。
このような状態になってしまうと、欲求が苦しみを生み出すという構図が出来上がります。
このとき欲求は私たちにとって、望ましくないものとなってしまいます。
大事なのは欲求との付き合い方
このように欲求は私たちにとって、望ましいものにも、そうでないものにもなります。
要は付き合い方次第なのです。
欲求と上手に付き合うためには、自分の心をしっかりと観察することが重要です。
自分は今欲求と上手く付き合えているのか、それとも欲求にのみ込まれているのか?
欲求によって幸せを感じているのか?、成長できているのか?
それとも、欲求が苦しみを生み出しているのか?
こういったことを意識することを心がければ、欲求にのまれることなく、上手に付き合っていく事ができるようになります。
今回のまとめ
・欲求は、幸せをもたらし、私たちを成長させてくれる。
・時には、私たちに苦痛をもたらす。
・欲求と上手く付き合うコツは、よく観察すること。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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