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公開日:
最終更新日:2017/05/14

なぜ、生きることは苦しいのか?苦しみを取り除く方法

あなたは生きていことを苦しいとは感じませんか?
もし、そう感じていないのであれば、ここから先を読む必要はありません。
そのまま楽しい人生を送るべきでしょう。

しかし、もしあなたが生きることを苦しいと感じているのであれば、当記事の内容がお役に立つかと思います。
生きることがなぜ苦しいのか。
どうすればその苦しみを取り除くことができるのか。
今回は、そのことについてみていきます。

生きることは苦しい

なぜ生きることは苦しいのか

生きていることは苦しいことです。
生きるために、仕事をしたり、家事などの面倒な作業を毎日しないといけません。
時には、予期しなかった障害に遭遇し、大変な思いをすることもあります。
もちろん、人生には楽しい瞬間もありますが、このように考えるとつらい、苦しい時間のほうが長いものです。

では、なぜ私たちは人生を苦しいと感じてしまうのでしょうか?
それは、人間が求める心を持つ生き物だからです。
私たちは生きている限り、常に何かを求めようとします。
もっとお金がほしい、もっと時間がほしい、もっといい生活がしたい…などなど。

そしてこのように求めたものは必ず手に入るわけではありません
どれだけ願っても、給料が上がるとは限りませんよね。
現実は自分の思い通りにはならないものです。
この「求める心」と「現実」のギャップが苦しみを生み出すのです。

苦しみを断つためにはどうすればいいか

苦しみを生み出すのが、求める心だということが理解できました。
では、その苦しみから逃れるためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、「自分には求める心があるということ、そして求めたものが手に入らないことで苦しみが生まれる」ということをしっかりと理解することです。

人間は理解することで、苦しみから解放されるものです。
たとえば、体の調子が悪いとき、その原因がわからなければ不安になりますよね。
「このまま、放っておいたらいつか大変なことになるんじゃないだろうか…。」なんてどんどん不安が大きくなっていくこともあるでしょう。
しかし、病院に行って原因が判明すれば、そんな不安も吹き飛ぶはずです。
仮に、手術が必要などの事態になっても、手術をすれば治るということがわかれば、何も原因がわからなかったときに比べて、だいぶ心が楽になっているはずです。

それと同じことで、人生の苦しみの原因が「求める心」だということがわかれば、心がスッと楽になるのです。

求める心を手放す方法

苦しみを取り除くには、求める心をを手放せばいいことがわかりました。
では、どうすれば求める心を手放すことができるのでしょうか。
そのための具体的な方法を見ていきましょう。

何を求めているのかを客観視する

求める心を手放すためには、まず自分が何を求めているのかを知る必要があります。
なぜなら、それがわからなければ求める心を手放すことができないからです。

たとえば、怒りにとらわれているときを考えてみてください。
怒りに我を忘れてしまっているとき、怒りを鎮めることはできないですよね。
自分が怒りにとらわれていることを客観的に理解して、はじめて怒りを手放すことができるのです。
求める心もそれと同じことです。

では、どうしたら自分の求める心を客観視することができるのでしょうか。
そのために有効なのが、自分の心の内を紙に書き出すことです。
そうすることで、自分が何を求めているのかを客観的に見ることができるのです。

頭の中で考えるというのは、結局自分の中で処理するということです。
自分の中で処理している以上、それを第三者の目線で見ることは難しいです。
しかし、紙に文字情報として書き出すことで、それを客観的な目線で見ることができます。

自分の中から外に出すことで、客観的に見れるようになります。
そして、客観的に見ることができれば、それを鎮めることもできるのです。

ちなみに紙に書くと言いましたが、文字情報に起こせればいいので、スマホやPCでも問題ないです。
ただ、個人的な感覚としては、そうした電子機器を使うよりは紙に書いた方が客観的に見ることができます。
しかし、電子機器を使った方が便利は便利なので、それぞれの長所短所を見極め使い分けていく事が大事です。

それが得られなかったときのことを冷静に考えてみる

求める心を静めるには、それが得られなかったときのことを考えてみることも大事です。
それが得られなくても大した影響がなければ、それを求める必要がなくなるからです。

しかし、人間と言うのは不思議なもので、よく考えれば必要のないものも欲しいと思ってしまうのです。
欲しいと思って買っても、実際は対して使わなかった。
使う目的が特にないのに、なんとなくほしいから買ってしまった。
そういった経験があなたにもあるはずです。

そうならないためには、なぜそれを求めるのかを考えることが大事です。
そうすることで、その欲求の本質、そしてどこからそれがスタートしているのかがわかるのです。
それが自分の人生にとって重要でないならば、それを求める必要はなくなります。
求める心を論理的に納得して手放すことができるのです。

たとえば、収入を増やしたいという欲求があるとしましょう。
そこで、なぜ収入を増やしたいのかを考えるのです。

生活を豊かにしたいのか。
自分に納得したいのか。
周りから評価されたいのか。

このように、どんどん考えを深めていきます。
そうすることで、欲求の本質が見えてきます。

たとえば、収入を増やしたいのが、周りから評価されたいためだとしましょう。
では、そもそもなぜ周りから評価されたいのでしょうか。
もし、そうしないと自分に自信を持てないのだとしたら、別に収入を増やすことだけが解決策ではありません。
何か別のことで自信をつけたり、人から評価してもらえばいいのです。

このように、求める心の本質を掴めれば、それが本当に必要なものなのかどうかを理解することができます。
そうすることで、不要な欲求をどんどん切り捨てていく事ができるのです。
求めるものが少なくなれば、それだけ苦しみも少なくなっていきます。

他人と比べない

求める心は、他人と比べることでもあらわれてきます。
「他人に勝ちたい」
「他人よりも秀でていたい」
「他人よりも上に立ちたい」
そうした卑しい心が求める心を呼び覚ますのです。

では、どうしたら他人と比較せずに済むようになるのでしょうか。
そのためには、自分だけの基準を設ける必要があります。
他人と比較してしまうのは、そうすることでしか自分の価値を判断することができないからです。
学歴、収入、勤めている会社…。
そうした出来合いの価値観でしか自分を測ることができない。
だから、他人と比べてしまうのです。

そうした出来合いの価値観から脱却するためには、自分だけの基準を作る必要があります。
「自分の幸せとはこれである」という基準でもあります。
たとえば、
収入が低くても、自分の好きなことに打ち込める時間がある
仕事は大変だけど、家族を支えることに喜びを感じる
そういったことが自分の幸せなのかもしれません。

もしそうした基準があれあb、わざわざ他人と比較する必要はなくなります。
収入を上げたり、いい会社に入るために、やりたくもないことを頑張らなくもよくなります。
また、それで結果が出ないからと言って、自分の人生に落胆することもなくなります。
つまり、不要な求める心に振り回され、無駄な苦しみを生み出す必要もなくなるのです。

求める心が悪いわけではない

ここで誤解しないでほしいのが、求める心が悪いものではないということです。
求めることとは、現状に満足していないということでもあります。
現状に満足しなてないということは、成長の余地があるということです。
つまり、求める心は人を成長させてくれるのです。

大事なのは、求めたところでそれが絶対に手に入るわけではないと理解することです。
求めることが悪いのではありません。
求める心に振り回され、訳も分からずに苦しみを感じてしまうのを避けるべきなのです。

今回のまとめ

・生きることが苦しいのは、求める心と現実にギャップがあるから。
・苦しみを断つためには、人間が求める心を持つものだと理解することが大事。
・求める心をなくすのではない。それは成長をやめること同じこと。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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