b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

感情が思考を乱す!クリアな思考を保つための感情の扱い方

引き続き、「東大家庭教師の頭が良くなる思考法」を紹介していきます。
問題解決のためには、問題を見つけ、解決策を考えるといった「思考」が重要になってきます。
ところが、この思考というのはなかなか安定しないもので、ちょっとしたことで精度が落ちてしまいます。
本書ではその原因を「感情」と「自分の中の間違ったルール」だとしています。
今回は、思考を妨げないために感情をどう扱えばいいかについてみていきます。

クリアな思考を保つための感情の扱い方

感情が発生したらやること

感情にとらわれてしまうと、正常な思考ができなくなってしまいます
例えば、嫌いな相手がした行動だと、別の人がしたのであれば気にならないようなものでもイライラしてしまうなどです。
このように、感情があると思考にノイズが入ってしまうのです。
思考が間違っていれば、当然導かれる結論も間違ったものになる可能性が高いです。

では、どうすれば感情に支配されず、クリアな思考を保つことができるのでしょうか。

感情を観察する

まずは感情が発生したら、それにとらわれることなく、その感情が何なのかをじっくりと観察します
ですが、これはなかなか簡単にはできません。
感情というのは、瞬間的に発生し、私たちを支配してしまいます。
腹が立った時のこと考えてみるとわかりやすいかと思います。
一度怒りに支配されてしまうと、冷静に自分の感情を見ることができなくなってしまいます。

なので、最初は怒りが過ぎ去った後に、「さっきは怒りに支配されていたな」と気づくことから始めてください。
後からでもいいので、自分の感情に気づいていくのです。
これを続けていくうちに、徐々に自分の感情を客観的に観察できるようになってきます。

感情の原因を探る

自分の感情を観察することができたら、今度はその感情の原因を考えましょう。
感情が起こる原因は大体において以下の二つです。

・自分の周りで起きたこと
・自分で考えたこと

体の状態の変化を観察する

感情が発生すると、何らかの身体反応があるはずです。
頭に来れば心臓の鼓動が速くなりますし、悲しければ胸が締め付けられるような感覚にとらわれます。

このように様々な角度から自分の感情を観察することにより、感情を客観的に見ることができます。
自分の中にある感情をしっかりと認識することで、感情にとらわれることがなくなるのです。

感情によって行動にブレーキがかかってしまう時

本当はやりたいと思っているのに、なんとなく体が動かない。
これは感情によって行動が縛られているためです。
やりたいという思考が、感情によって乱されてしまっているのです。
本当はやりたいのに、他人からの批判が怖くてできないなどはその典型例です。

これを解消するためには、感情を観察し、その原因を探っていきます
やることは感情が発生した時と変わりません。
自分を縛る感情を客観視することで、「こんなことに自分は縛られていたのか」とばかばかしくなるのです。

普段の感情の保ち方

感情が発生した時は、その感情を観察し認識することが重要だと説明しました。
では、普段はどのように感情な感情を持っていればいいのでしょうか?

感情が思考にノイズを発生させるのであれば、極力感情はニュートラルな状態が望ましいです。
ニュートラルとはプラスでもマイナスでもないという意味です。
本書では、ニュートラルな感情の例として以下の4つを上げています。

①苦しみを取り除いてあげたいという感情
②喜びを与えてあげたいという感情
③苦しみや喜びを、よく理解してあげたい感情
④最高の達成をしてほしいと願い、助けたい感情

思考にノイズを発生させないという点で見れば、何も考えない「無心」の状態がいいのかもしれません。
しかし、それを維持するのは非常に大変なので、まずはこれらの4つの感情を意識するのがいいかと思います。

今回のまとめ

感情に思考を乱されないために
・感情が発生したら、その感情を観察し、原因を突き止める。
・やりたいことをためらうのは、感情が思考を乱しているから。その感情を突き止める。
・普段の思考はニュートラルに保つ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

東大家庭教師の 頭が良くなる思考法 (中経の文庫)

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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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