問題解決できないのは、思考法が悪いからです!
こんにちは。
今回から「東大家庭教師の頭が良くなる思考法」を紹介していきます。
本書は、「不安や悩みに負けず、自分の思うことを実現させていくにはどうしたらいいのか?」について書かれたものです。
今回は、望む人生を送るために、どのような考えをもっていないといけないのか?についてみていきます。
問題を解決すれば、人生は上手くいく!
自分が望む人生を送るためにはどうしたらいいでしょうか?
それは、人生で立ちはだかる問題を適切に解決していくことです。
では、問題とは一体何でしょうか?
それは「自分の理想の人生の実現を阻むもの」と言い換えることができます。
例えば、独立したいのであれば、人脈がないことやそれに対する先行きへの不安などが問題と言えるでしょう。
そして、これらが解消されれば、自分の望む人生に近づくことができます。
問題は私たちの行く手を阻むものですが、解決されれば理想に近づくことができるものです。
つまり、問題を適切に解決できるようになれれば、人生は上手くいくのです。
なぜ問題を解決できないのか?
問題が解消されれば、望む人生が送れるようになることはわかりました。
では、なぜ私たちは人生の問題を解決できないのでしょうか?
それは、私たちが間違った思考法で問題を解決しようとしているからです。
その間違った思考法とは、問題の原因を外に求めるという考え方です。
例えば、部下に教育をしている場合を考えてみてください。
「一生懸命教育しているけれども、どうにも物覚えが悪く、一向に戦力にならない…。
本人にやる気がないのが問題なのではないだろうか?」
このように、部下に原因を求めるのが、悪い思考法です。
なぜこの思考法が悪いかというと、問題が解決されないからです。
この例で考えると、原因である「部下の態度」は自分ではコントロールできないものです。
もし、それを原因だとしてしまうと私たちにはできることがなくなってしまいます。
つまり、問題を解決するためにできることがないという結論で終わってしまうのです。
問題解決のための思考法
このような考え方では、いつまでたっても問題は解決できません。
問題を解決するためには、原因を自分に求めるという思考法が必要になってきます。
先ほどの例を借りれば、部下の覚えが悪いのは、自分の教え方が悪いからではないか?と考えるのです。
もし、このように考えることができれば、
「わかりやすいように要点を資料にまとめる。」
「一度にいろいろなことを教えない。整理する時間を与える。」
など問題解決のために自分ができることが増えます。
このような思考法をすれば、自分のコントロール外のものを間接的にコントロールすることも可能になります。
例えば、教え方を変えることで、部下のやる気を引き出し、態度を改善するといったように。
原因を自分に求めることで、問題解決に向けて建設的な行動がとれるようになるのです。
建設的な行動が取れれば、問題解決は一気に近づくはずです。
今回のまとめ
・問題を解決すれば、望む人生が手に入る。
・問題が解決できないのは、問題の原因を外に求めているから。
・問題の原因を自分に求めることで、解決のために建設的な行動ができる。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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