引き続き、「自分のための人生」を紹介していきます。
今回は、不安についてみていきます。
本書では、「不安は無益な感情である」ということ、そして「それを打ち消すには行動するしかない」ということを述べています。
くわしく見ていきましょう。
不安は無益な感情
不安は未来を思い悩むことです。
未来というのは、不確定なものあり私たちのコントロール外のことです。
つまり、不安という感情は、コントロール外のことに対し思い悩み、時間を浪費しているとも言えます。
もちろん、不安によって将来に対し有効な対策を立てることができるのなら、不安は無益な感情にはなりません。
しかし、必要以上に思い悩むだけで時間をただ浪費してしまうのであれば、不安は無益な感情でしょう。
そして、往々にして不安というのは、時間を無駄にするだけに終わります。
行き過ぎた不安は私たちに不利益しかもたらしません。
不安は未来の可能性を潰す
不安というのは、行動を起こすことへの言い訳にも使われます。
「不安で何も手につかない…。」
「頑張ってもうまくいかないかもしれない…。」
こんな具合に、行動を起こすことから逃避する手段になってしまいます。
不安を言い訳にして、何も行動を起こさないのは楽です。
しかし、未来を変えるのは今この瞬間の行動のみです。
何か行動を起こすことでしか、自分の望む未来を手にすることはできません。
不安を抱えて、行動できなくなってしまうのは未来の可能性を潰してしまう行為なのです。
不安を消すには行動するしかない
不安は行動力を奪うことを説明しました。
では、どうしたら不安を打ち消すことができるのでしょうか?
逆説的ですが、不安は行動をすることでしか打ち消すことができません。
不安というのは、現状のままでいたらだめなのではないか?という疑いが根底にあります。
「今のままの生活を続けていたら、おそらく自分の望む人生を送れないであろう」ということを無意識的に理解してしまっているのです。
この疑いを晴らすためには、今この瞬間に行動し、未来につながる時間を過ごす必要があります。
つまり、行動をすることで不安が打ち消されるというわけです。
不安だから行動できないというのは、実は全く見当違いで、行動していないから不安に駆られてしまうのです。
不安が襲ってきたら、行動が足りていないのだなと思い、すぐに行動を始めましょう。
今回のまとめ
・行き過ぎた不安は、時間を無為に浪費するだけ。
・不安は行動を起こすことを阻む。それにより未来の可能性が潰れてしまう。
・不安に襲われるのは、行動が足りていない証拠。いますぐ行動を始めよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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