引き続き、「自分のための人生」を紹介していきます。
前回の記事で紹介したように、幸福な人生を送るためには、自分のやりたいことをやることが重要だとお伝えしました。
ですが、そういわれてもやりたいことなんてわからない!なんて人も多いかと思います。
なので、どうしたら自分のやりたいことが見つかるかを考えてみます。
ステップ1.感情を観察する
やりたいことというのは自分がやっていて楽しいことです。
それがわかるには、自分が楽しいと感じていることを理解できないといけません。
そのためには、やっている最中でも、やり終えた後でもいいので、自分がどう感じていたかを観察することが重要です。
これを繰り返していくうちに、自分の感情に敏感になります。
自分の気持ちというのは、わかっているようで意外とわからないものです。
意識して観察するように努めないと、そのうち自分の心がわからなくなってしまいます。
そうならないためにも、意識的に自分の感情を見るようにしましょう。
ステップ2.感情の原因を考える
感情に気づけるようになったら、今度はその感情の原因を考えていきます。
何もないところから感情は生まれてきません。
ですから、感情が湧き出た理由を突き詰めていくのです。
例えば、勉強をしていて不快な気持ちになったとしましょう。
その理由を考えてみると、将来役に立つのかわからない、目的がわからないなどの原因が考えられました。
また逆に、資格を取得するなど、目的や目標がはっきりしている勉強なら苦痛ではないということも見えてきました。
このことから、自分は「意味が感じられないことに打ち込むのが嫌」ということが見えてきます。
感情の原因を知ることで、自分のやりたいこと、やりたくないことをより深く知ることができます。
ステップ3.繰り返すことで、自分という人間がわかる
感情の原因を探ることを繰り返すことで、自分がどういう人間かが見えてきます。
サンプルの数が増えることで、傾向が見えてくるのです。
勉強が嫌い、テストが嫌いなど「具体的な傾向」から、意味がないことが嫌いのようにもっと「一般的な傾向」が見えてくるようにです。
そのような傾向がわかれば、自分のやりたいことを広い視野で探せます。
上の例で言えば、自分が意味を感じられるようなことをすればいいのです。
もしくは、嫌いなことに自分なりに意味を与えるようにするなども考えられます。
自分がどういう人間かがわかれば、自分がやりたいことが何なのかがわかるのです。
ステップ4.やりたいことにひたすら打ち込む
自分のやりたいことがわかったら、徹底的にそれに打ち込みましょう。
前回の記事で紹介したように、やりたいことに打ち込むことで、人生を幸福なものにできます。
また、やりたいことに打ち込むことで、長続きしたり、大きな成果を上げることもできます。
このあたりのことは、やりたいことをやっていれば世界が広がる!で詳しく述べています。
とにかく、幸福な人生を送りたいのであれば、
1.自分の感情に注目する習慣を作る
2.感情の原因を考える
3.繰り返すことで傾向を探る
4.やりたいことにひたすら打ち込む
この4ステップが重要だということです。
自分が何をしたいのかわからないという方は、自分の感情を観察することから始めてみてください。
少しずつ、自分のやりたいことが見えてくるはずです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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