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公開日:
最終更新日:2016/06/19

会話が苦手な人へ。会話は意味のあることを話さなくても大丈夫!

こんにちは。
今回は「なぜこの人と話をすると楽になるのか」を紹介していきます。
今回はコミュニケーションに対する考え方についてみていきます。

なぜ、この人と話をすると楽になるのか

コミュニケーションの目的はコミュニケーションである

会話や雑談が苦手という人は「何を話したらいいかわからない」、「こんなくだらないことを話していいのだろうか」と考えてしまいがちです。
考えすぎて何も話せなくなってしまい、自分はコミュニケーションが下手なんだなと思ってしまうことが多いかと思います。
これはコミュニケーションとは「なにか意味のある情報を伝達しなければならない」という思い込みによるものです。

本書でも紹介されていますが、コミュニケーションとはそれ自体が目的なのです。
しいて言うならば、コミュニケーションが成立することそのものに意味があるのです。
このように考えれば、何か意味のあることを話さなきゃといって何も話せなくなることはなくなると思います。

コミュニケーションは気まずさを和らげる

コミュニケーションの目的がコミュニケーションを成立させることだとお話ししました。
では、コミュニケーションが成立するとどんないいことがあるのでしょうか。

まず、お互いが心地よくなります
例えば、同じ部屋に誰かと一緒にいる場合、ずっと黙っていたらなんとなく気まずいですよね。
でも、これがお互いにコミュニケーションをとっていたらどうでしょうか。
気まずさはだいぶ和らぐと思いませんか。

これは、コミュニケーションによって、お互いのことを理解できるからです
自分がどういう人物で、何を考えているのかなど、そういったことをお互いに少しずつ理解することでお互いに信頼感が生まれます。
この信頼感によって気まずさが和らぐのです。

コミュニケーションで仲間を増やせる

自分がどういう人間かを発信していく事で、信用を得ることができます
また、自分も相手のことを知ることによって、相手のことを信頼することができます。
このようにコミュニケーションを重ね、互いの理解を深めることによって仲間を作ることができます

例えば、自分の友達のことを考えてみてください。
何を考えているのかわからないという友達はいないはずです。
もしかしたら、そういう部分もあるかもしれませんが、重要な部分では信頼がおけるから関係が続いているのではないでしょうか。

自分を発信し、相手の言うことをしっかり受け止めることでよりよい関係を作っていく事ができるのです。

ここまでをまとめると、以下のようになります。
・コミュニケーションの目的はコミュニケーションを成立させること
・だから意味のあることを話そうとしなくていい
・コミュニケーションによって気まずさが和らぐ
・コミュニケーションによって信頼関係を築くことができる
・信頼関係が強固になれば仲間になれる

意味のあることを話す必要はない

ここ最近、会話や雑談についての本を紹介していますが、共通して言われているのは「コミュニケーションの目的はコミュニケーション」だということです。
確かに、楽しい、充実したコミュニケーションを思い出してみると、決して意味のあることを話してはいませんでした。
それよりも、会話が円滑に進んだかどうかが重要だった気がします。
会話のキャッチボールが途切れたり、沈黙が続いたりして気まずくなってしまった会話というのは、確かに失敗したような気分になります。
そう考えると、コミュニケーションの目的はそれを成立させることだというのも納得がいきます。

では、コミュニケーションを円滑に進めていくためにはどうすればいいのでしょか?
次回からは、そのための技術について紹介していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

なぜ、この人と話をすると楽になるのか



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