やりたいことをやっていれば世界が広がる!
こんにちは!
今回も引き続き「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」を見ていきます。
今回は「苦手なことの克服と長所をのばすこと」について考えていきたいと思います。
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克服できないから苦手なこと
まずは苦手なことを克服することについて考えていきましょう。
そもそも苦手なものというのは克服できないから苦手なことだとも言えます。
もちろんやったことがないだけで、やってみたら意外とできたということもあるかもしれません。
でもそれは、「苦手」ではなく、「苦手だと思っていた」だけです。
何回か挑戦すればそれが自分に向いているかいないかはわかるはずです。
苦手だとわかったらそのことからはすぐに手を引きましょう。
なぜなら、かけた時間に対してリターンが少ないからです。
投資効率が悪いのです。
苦手なことは、そもそもそのことに対する適性が低いということです。
それを克服しようとすると、できない自分を何度も見せつけられることになります。
そしてなかなか成功しないから達成感を得ることができません。
この悪循環でだんだんとやる気も失われてきます。
このように、苦手を克服しようとすると、非常に悪い条件で努力を続けないといけなくなります。
そのような努力は、成果も上がらないだろうし、続けることも難しいでしょう。
ですから、本当に必要である場合を除き、苦手は克服しないで、どのように回避するかを考えたほうがいいのです。
得意なことに時間を費やそう
苦手なことに時間を費やすなら、自分の得意なこと好きなことに時間を費やした方が絶対にいいです。
先ほどとは逆の理由で、成果も上がりやすく、モチベーションも保ちやすいです。
いい循環が生まれるので努力の効率が上がっていきます。
そして何より、自分の好きなことをしているので、それだけで楽しくなってきます。
例えば、同じ時間を費やして勉強は1しか上達しないけど、コミュニケーション力は10上達するという人がいたら、どう考えてもコミュニケーション能力を伸ばした方がいいと思いませんか?
もしくは、「すべての能力が5の人」と「他の能力は全然ダメだけど、一つだけ50の能力を持つ人」がいたら、どちらになりたいですか?
苦手を克服しようとするのはこの5の人になろうとすることと同じです。
費用対効果の低いものに時間を費やした結果、他者と差別化できる能力を身につけることができなかったのです。
全てが5の人はどこにいてももそれなりの働きをしますが、それ以上ではありません。
それに探そうと思えばいくらでもいるので、代替可能な人間になってしまうのです。
また、仮に一生懸命頑張っても50には到達できず、30くらいまでしか行けなかったと考えましょう。
50に到達できなかったとしても、その努力は決して無駄ではありません。
なぜなら5の人よりは圧倒的に優れているものを持っているからです。
それに人間の長所は一つとは限りません。
30の能力が2つあれば50の人間よりも優れた働きができるかもしれません。
むしろ能力の幅が広いのでその人よりも優れているといえるかもしれません。
このように、苦手を克服する時間があったら、その分自分の長所を磨いた方がいいのです。
限られた時間で遠くに行くには
費用対効果の差はあるかもしれませんが、努力はやった分だけ成果が出ます。
そういう意味では苦手も絶対に克服できないわけではありません。
しかし、私たちに与えられた時間は限りがあります。
例えば、苦手は1年の時間を費やして1克服されるとしましょう。
逆に得意なことは1年で10伸びるとします。
残りの時間が50年だとすると、苦手な方は50、得意な方は500まで進めることになります。
この時、見える世界は絶対に500の方が広いはずです。
そこに至るまでに見てきたもの、経験してきたものも絶対に500の方が充実しているはずです。
私たちの人生は限りがあります。
その限られた時間の中でより実りのある経験をするためには、より遠くの世界を見るためには、自分の得意なことを突き詰めていくしかないのです。
少しずつでも世界を広げていこう!
今回は「長所を伸ばすことの重要性」について考えていきました。
長所を伸ばすことが重要なのは確かなのですが、現実問題そればかりに時間を割くわけにはいきません。
例えば、生活するためには仕事や家事など私たちにはやらなければいけないことがたくさんあります。
でもその中でも限られた時間を毎日少しずつ、自分の好きなことに費やすことによって世界が開けてくるのではないかと思います。
日々の忙しさに飲まれず、毎日少しずつでも世界を広げていく事が重要なのではないでしょうか。
次回も引き続き「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」についてみていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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