ほんとうに大切なことを見極める3つの方法
今回も引き続き「金持ち父さん 貧乏父さん」から。
前回「めんどくさいと思っていることは、自分にとって本当にたいせつなものである可能性が高い」ということをお話ししました。
それと同時に、必ずしもめんどくさいことがたいせつなことではないこともお話ししました。
それでは、本当にたいせつなものを見極めるにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法を考えていきます。
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それから逃げ続けた未来を想像してみる
まず、それから逃げ続けた未来を想像してみるというのが考えられます。
例えば、勉強が嫌いで逃げ続けた時のことを考えてみましょう。
勉強をしなければ、進学は難しいです。
大学に行けないかもしれないし、行けたとしてもあまり有名でないかもしれません。
そうなるとそこで学べることも限られてきますし、強い人脈も築けないかもしれません。
就職活動にしても、大学の知名度のせいで入りたいところに入れないかもしれませんん。
あるいは、現在定職についていない場合。
定職につかないといけないとは思うけど、どうにもめんどくさくて行動に移せません。
今はアルバイトで食いつないでるけど、年齢が上がればそれも難しくなるかもしれません。
それに雇用保険のないアルバイトだと、万が一病気になった時にお金に困ってしまうかもしれません。
これらはあくまで一例にすぎませんが、このように考えていって「やっぱり逃げてはいけない!」と思えるなら、それは本当に大事なことだといえるでしょう。
それが大事かどうか良心に聞いてみる
自分の良心に従うという方法もあります。
例えば、今日が子供の誕生日だけど、仕事が忙しくて帰れそうもないとき。
頭で考えれば、家族を養っていくためには、仕事を優先するのがいいのかもしれません。
しかし、自分の良心に聞いてみたらどうでしょうか?
「息子は今日を楽しみにしていて、自分の帰りを首を長くして待っている。
妻も今日のために腕によりをかけて料理を作っているに違いない。
そんな彼らの期待を裏切るようなことをしていいのだろうか。
やっぱり自分にとっては家族が何よりも大事だ!」
このように、自分の良心に聞いてみると、本当に大切なものが見えてきます。
この時大事なのは、頭でごちゃごちゃ考えないことです。
色々考えてしまうと
「誕生日なら来年もある」
「今は自分の会社員人生にとって大事な時期だ」
など次々言い訳を考え出してしまいます。
そう考えると、良心に聞くというのは直感で考えるのと似ているかもしれません。
「いつかはやらないと」と思っているかどうか
最後の方法は、「それを怠けた時、心に引っかかりがあるかどうか」です。
やらなければいけないことを怠けてしまったあと、そのことがずっと頭の中にある。
怠けてしまったことがまるで罪悪感のようにいつまでも心に残ってしまう。
みなさんにも、そんな経験はあるのではないでしょうか?
このような感覚があるのであれば、それは「本当にやらないといけないこと」、「逃げてはいけないこと」だといえます。
ただ、この状態になると常に頭の中に「やらなきゃ」という思いがあるので、自然と行動を起こすと思います。
自分の経験でもそうですが、頭で考え続けたことを行動に移さない方が難しいのです。
以前の記事でも紹介しましたが、常に考えていることは嫌でも実行してしまうものなのですね。
感想・まとめ
今回は「自分にとって大事なことを見極めるための判断方法」について見てきました。
逆に言えば、これらの方法で大事だと思えないことは、怠けてもいいのではないかと思います。
これらの方法を使っても大事だと思えないということは、
・やってもやらなくても将来困らない
・良心でも必要ないと思っている
・使命感を感じない
ということです。
そんなことに時間を費やしても無駄というわけです。
どうせ時間と気力を費やすなら、自分にとって意味のあるものにしたいですからね。
では、次回も引き続き「金持ち父さん 貧乏父さん」を見ていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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