こんにちは!
今回も引き続き、「勉強がしたくてたまらなくなる本」を紹介していきます。
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努力をするということは、その努力によって何かしら達成したい目標があることになります。
しかし、その目標に対してどうも魅力を感じないという場合、それは目標の設定の仕方が間違っているのかもしれません。
今回は、目標をどう設定すればいいかということについてみていきます。
目標ではなく、目的を考える
例えば、何かの資格を取りたいという時、そこには目標があるはずです。
昇進、昇給したい、スキルアップしたい、転職に有利などなど。
しかし、このように目標を掲げてもどうもやる気がしないなんてときもあると思います。
そんなときはその目標のさらに先を考えてみてください。
例えば、資格取得が昇給の場合、なぜ昇給したいのかを考えるのです。
昇給して、欲しい車を買いたい、みんなに自慢したいなどなど。
目標のその先にあるもの、つまり目的を想像することで、さらにイメージが具体的になり、励みになります。
また、なんとなくその方がいいような気がするといった、あいまいな目標をふるいにかけることもできます。
目的が先で、目標は後
もっと言えば、目標と目的の設定の仕方の順序は逆のほうがいいのです。
要するに、目的→目標という順番です。
例えば、昇給の目的が車を買いたいという場合、本当にそれを実現する手段は資格を取得して昇給することだけでしょうか?
投資をしてお金を増やす、副業をして収入を上げる、ローンを組んで購入してしまうなどいろいろな手段があるはずです。
目的を第一に考えることで、それを達成するのにもっとも効率のいい方法を選ぶことができるのです。
根源的な欲求を知ることで、ぶれない目標を設定できる
適切な目標を決めるためには、自分の根源的な欲求を知ることも大事です。
これを知ることで、自分が目指すべき方向が定まります。
では、自分の根源的な欲求とは何でしょうか?
これは「自分がどうありたいか」のようなもので、人によって様々です。
人に指図されたくないとか、単純作業よりも考える作業をしたいとか、色々な人と関わって生活していきたいとか、あるいは特定の人と親交を深めていきたいとかです。
これがわかっていれば、じゃあ自分は指図されないように個人事業主を目指そうとか、コンサルなどの考える仕事につこうとか考えられるわけです。
「自分がこうありたい」という目的が定まっているので、それに合ったぶれない目標を決めることができるのです。
自分がどうありたいかがすでに分かっている人はいいですが、よくわからないという人もいると思います。
というより、わからない人の方が多いと思います。
これを知るためには、「自己分析」をするのが一番です。
そうです。就職活動の時とかにやったアレです。
といってもそんなに真面目にやる必要はなく、自分が楽しい、うれしいと感じた時を思い出して書いていけばいいだけです。
そうすることで、何らかの共通点が見えるはずです。
他には、無料の診断ツールを使うという方法もあります。
今だったら「自己分析 テスト」「自己分析 無料」なんてキーワードで検索すれば、出てくると思うので、興味のある方は試してみてください。
ぶれない目標は、モチベーションがしっかりしているので、気持ちが揺らぎにくいです。
モチベーションがしっかりしていれば、努力の質も向上するので、自分としっかりと向き合って「どうありたいか」を追求してみてください!
感想・まとめ
今回は目標と目的について見てきました。
私自身も目的をよく考えずに、目標を立ててしまうことがあります。
例えば、なんとなくとった方がいいと思うから、上司がとれというから資格を取得するなんてことがあります。
こういう時って、自分では意識できていないことも多いんですが、動機づけが曖昧だからモチベーションを保ちにくいんですよね。
モチベーションが曖昧だから、ある時は受かったり、ある時は受からなかったりと、成果が安定しません。
こうやって書いてみると、目的が曖昧な上、半ば上から強制されているからやる気が出ないのは当たり前ですね。
努力を続けられないことではなく、目標の先にある目的をしっかり考えなかったことが原因であり、反省点であるということがわかりました。
そして、この目的も本記事で紹介した「根源的な欲求」に合ったものだとなおいいわけです。
皆さんも、どうも努力が続かないという時は、いったん自分の目的をしっかり考えてみるといいかもしれません。
次回も引き続き、「勉強がしたくてたまらなくなる本」の続きを紹介していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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