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公開日:
最終更新日:2017/11/21

仕事ができない人は「図解思考」を取り入れてみよう!

仕事が捗る図解思考

「もっと頭の回転が速くなれば…」
「もっと仕事ができるようになれば…」
そのように思う人は多いでしょう。
しかし、そうは思ってもどうしていいのかわからない、という人も多いはず。

そこで、今回紹介するのが『頭がよくなる「図解思考」の技術 』です。
これは、ものごとを考える時に文字ではなく、図で考えるというものです。

この思考法を使うと、
・仕事のスピード、精度がアップする
・人の話を素早く理解できるようになる
・資格勉強の効率アップ
などなど、様々なメリットがあります。

では、そんなメリットの多い「図解思考」とは一体どんなものなのでしょうか。
今回は、それを見ていきましょう。

図解思考とは?

図解思考とは、普段の思考を「文字」から「図」に変えることにより、思考の精度を上げることを目的とした思考法です。

この本は、あなたの頭の中の整理を助け、「図で考える」ために書かれたものです。
入ってきた情報を整理・分析し、他人に分かりやすく伝える技術をお教えします。

本書を通して皆様に学んでいただきたいのは、
「インプットした情報を、瞬時に図解で整理し、メモとしてアウトプットする」
というシンプルなスキルです。

私はこれを「図解通訳」と呼んでいます。
情報を聞くときくも、理解するときも、伝える時も、
常に「図で考える」というスキルです。

図解思考を用いることによって、インプットのスピード、精度が格段に向上します。
それによって、仕事のスピードや精度が上がったり、資格などの試験勉強の効率がアップします。

では、なぜ図解思考によってインプットの精度が高まるのでしょうか。

文字のデメリットと図のメリット

なぜ、図で考えることでインプットの精度が高まるのでしょうか。
それを見るために、文字で理解するときと図で理解するときの頭の中の動きの違いを見てみましょう。

文字で理解するとき

まずは、文字情報でものごとを考える時を見てみましょう。
文字情報で考えるとき、私たちの頭の中は、箇条書きのような動きをします。
入ってきた情報を順番に頭にとどめていくようなイメージです。

図解思考_文字

この思考法には、以下のような欠点があります。

「箇条書きメモ」の6つの問題点
①言葉をすべて書かないといけない(時間がかかる)
②話が飛ぶと収集がつかない(関係性や構造がつかめなくなる)
③問題点がつかめない、矛盾に気づかない
④覚えられない、記憶に残らない
⑤一度書いたら、そのまま放置、展開しづらい
⑥資料を作る時には、別途図式化しなければならない

図で理解するとき

文字情報で考えると、様々なデメリットがあることがわかりました。
一方、図でものごとを考えると頭の中は以下のような動きをします。

図解思考_図

図解思考には、以下のようなメリットがあります。

「図解メモ」の6つのメリット
①言葉を省略できるからスピーディーに記録できる
②話が複雑でも関係性を理解しやすい
③ヌケ、モレ、矛盾を発見しやすい
④記憶に定着しやすい
⑤後からアイディアを展開しやすい
⑥報告書やプレゼン資料にそのまま転用できる

図解思考の具体例

文字情報で考えるのと、図解思考を用いることの違いがなんとなく分かったと思います。
では、実際に図解思考を用いるとどのようになるのでしょうか。
具体的な例を交えて考えてみましょう。

例えば、以下のような文があるとします。
・AはBとXの関係である。
・CはEとFの関係と同じ関係をBと持っている。
・EはDと何らかの関係を持っている。
・BはCとYの関係である。
・関係は全部で4つ。

これは文だけみると、すぐには何を言っているのかわかりません。
しかし、図に表わしてみると、別に難しいことは言っていません。

図

さらに図解することでいろいろなことに気づくと思います。
上の図で言えば、
「上の条件だけではDとEの関係性がわからない」
「要素は6つだけなのか」
などです。

このように図解思考をすることにより、要素や関係が多かったり、話が前後したりして複雑になってもついていくことができます
また、矛盾や問題点、足りない情報にも気づくことができます。

図解思考は色々な場面で使える

図解思考がどのように優れているかを理解できたかと思います。
図解思考を用いることによって、情報が無駄なく整理され、インプットの効率が高まるのです。
それによって、頭の回転が速くなるということです。

インプットが効率化されれば、日常生活の様々な場面で役に立ちます
たとえば、
・仕事の質とスピードがアップする。
・資格などの勉強の効率アップ。少ない時間で合格できる。
・本を読んで、内容がスッと入ってくる。
・相手の話にうまいツッコミを入れることができる。
挙げていけばきりがありませんが、とにかく色々な場面で役に立つのです。

図解思考のトレーニング方法

ここまでで図解思考のメリットがわかっていただけたかと思います。
次に気になるのは、どうすれば図解思考ができるようになるか、ということですよね。
これに関しては、正直「慣れるしかない」というのが正直なところです。

しかし、これでは何をしていいのかわからないですよね。
なので、図解思考に慣れるために私が実践したコツのようなものを紹介したいと思います。
この方法をそのまま実践したり、使いやすい方法にアレンジしていただくことで、図解思考のマスターの一助となるかと思います。

話の内容を後で図式化してみる

いきなり図式化しながら話を聞くのは難しいかと思います。
そこでオススメなのが、話を聞き終わった後に図にしてみるというものです。
全て終わった後なので、余裕をもって図の作成ができます。
なので、慣れていないうちはうってつけなのです。
後で図式化する

普段の会話で意識してみる

図式化にある程度慣れてきたら、今度はそれを頭の中で行ってみましょう。
まずは、日常の会話などで実践してみるのがいいです。
もし途中で頭がこんがらがって、話についていけなくなったとしても、大きな問題にはならないですからね。

しかし、日常会話だからと言って簡単に図式化できるかと言ったらそうでもありません。
人の発言内容を聞きながら、リアルタイムで頭の中で図にするのはなかなか骨の折れる作業です。
慣れるまでにはある程度の経験が必要になってきます。

ですが、話を聞きながらリアルタイムで頭の中に図を浮かべられるようになると、ものごとの理解がかなり早くなります
このスキルを仕事でもつかえるようになるために、まずは日常会話のシーンでしっかり練習をすることが大事です。
リアルタイムで図式化する

メモを取りながら話を聞いてみる

仕事のシーンで使う場合、最初はメモを取りながら図解するのがおすすめです。
最初から頭の中で図解するには複雑すぎる場合が多いからです。
それにメモを取りながらだったら、話についていけなくなっても、後から見直せるので大丈夫なのです。
メモしつつ、図式化する

図式思考をメモにする際のコツ

図式化メモを取るにはちょっとしたコツがあります。
それは、全てを図解化しようとしない事です。
まずは大枠だけ図にしてみるのです。

たとえば、
・登場人物の関係
・作業の関係
・作業の時系列

などのように図解化しやすいところから図にしていくのがいいです。
詳細な情報は文字で書き込んでいきましょう。

結局のところ、全てを図にするのは不可能です。
それに、見づらくなります。
情報には図にするべきものと文字にするべきものが存在するのです。
さきほども言ったように大雑把な関係は、図にした方がわかりやすいです。
しかし、こまごまとした情報や複雑な情報は文字情報の方が良いです。

というのも、図と文字にはそれぞれ表現するものの適性があるのですね。
図は、見やすいがたくさんの情報を表現するのには向きません。
文字は、瞬間的な伝達力は低いが複雑なものも表現できます。

図と文字の使い分け

グラフを考えて見ればわかりやすいでしょう。
グラフは、ぱっと見でものごとの大小関係などがわかります。
しかし、それが意味するものを伝えるにはやっぱり文字情報が良いです。

たとえば、市場調査の結果、A市場の方が規模が大きいという結果が出たとします。
それを図で表せば一目で分かる情報として出せるでしょう。
しかし、それをもとにどちらの市場に打って出るべきかは文字情報であらわすべきです。
A市場の方が大きいからそっちに行くべきなのか、B市場の方が競合が少ないからそっちを攻めるべきなのか。
それは、図では表せないのです。

図の限界


[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術

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